Shervin Lainez

Photo: Shervin Lainez

ディアフーフは新たなカヴァー・アルバム『ラヴ・ロア』をサプライズでリリースしている。

本作はスタジオ・ライヴでレコーディングされた43曲のメドレーで、全35分となっている。ディアフーフのウェブサイト、ジョイフル・レコーディングス、バンドキャンプで無料ダウンロードできる。

アルバムでは1950年代から1980年代までの楽曲が多数カヴァーされており、ゲイリー・ニューマン、ザ・ビーチ・ボーイズ、ポリス、クラフトワーク、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、パーラメント、ジョン・ウィリアムスらがカヴァーされている。ジョイフル・レコーディングスは「戦後のカルチャーや音楽を通して人道が育まれた非常に楽観的な約束された進歩が反映された」と評している。

アルバムを初公開したリスニング・パーティーでグレッグ・ソーニアはアルバムの意図について説明している。

「50年代から80年代までの時期の音楽が疑問を投げかけているとしたら、このアルバムはその疑問に答えまでもないものの、少なくとも疑問に反応を示そうとしたんだ」

アルバムと一緒にフェヌオル・ミューヒンディによるエッセイも公開されており、こちらはサトミ・マツザキがデザインしたポスターと一緒に購入することができる。

ディアフーフはここ2作、『フューチャー・ティーンエイジ・ケイヴ・アーティスツ』とライヴ・アルバム『トゥ・ビー・サラウンデッド・バイ・ビューティフル、キュリアス、ブリージング、ラフィング・フレッシュ・イズ・イナフ』の収益をブラック・ライヴス・マターに寄付している。

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