プリンスは80年代初頭に書かれた未発表曲“I Need A Man”が公開されている。
同曲は1987年発表の『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディションに収録される。8枚のCDに収録される92曲のうち、63曲が未発表トラックで、ライヴ音源も収録される。
『コンシークエンス・オブ・サウンド』によれば、“I Need A Man”は後にヴァニティ6になるザ・フッカーズのために1981年に書かれた曲となっている。しかし、1982年にリリースされたヴァニティ6のデビュー・アルバムには収録されていない。
5年後、1987年のグラミー賞授賞式によるボニー・レイットのパフォーマンスに感銘を受けたプリンスはボニー・レイットにクリエイティヴ・パートナーシップを提案しており、その時に“I Need A Man”のリワーク・バージョンに取り組もうとしたが、実現していない。
『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディションからは“Cosmic Day”、“Witness 4 The Prosecution (Version 1)”、“I Could Never Take the Place of Your Man”の未発表バージョンがこれまでに公開されている。『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディションは9月25日にリリースされることが決定している。
シーラEはプリンスとの仕事について語り、一緒に作業したもののまだリリースされていない曲がたくさんあると語っている。
シーラEは1984年発表の『パープル・レイン』からプリンスとの仕事を始めており、同年にリリースされたシーラEのデビュー・アルバム『ザ・グラマラス・ライフ』のプロデュースもプリンスが手掛けており、その後頻繁にコラボレーションを行っている。
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