レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスとフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスらはラッシュのニール・パートの追悼公演に出演することが明らかになっている。
ニール・パートは今年1月に3年に及ぶ膠芽腫との闘病の末、亡くなっている。
追悼公演は現地時間9月12日に開催され、収益金はシーダーズ・サイナイ・メディカル・センターの膠芽腫研究に寄付される。
この公演は2020年のモダン・ドラマー・フェスティバルの一環で開催されるもので、生配信のチケットは12.99ドルとなっている。
他にもデフ・レパードのリック・アレン、アンスラックスのチャーリー・ベナンテ、コーンのレイ・ルジアーといったドラマーが出演する。
これまでスティックを握ってきた中でも最高のドラマーの1人と目されてきたニール・パートは、シンガー/ベーシストであるゲディー・リーとギタリストのアレックス・ライフソンによるラッシュに1974年に加入している。彼の壮麗かつ決定的なドラム・スタイルはラッシュをクラシック・ロック期でも重要なバンドの一つにすることになった。
ニール・パートが亡くなった際、フー・ファイターズはインスタグラムで追悼の意を表している。
「今日、世界はロックンロールの歴史における真の巨人を失いました。その間違えようのないサウンドで私も含めた無数の人に影響を与え、何世代ものミュージシャンが2本のドラム・スティックを手に取り、夢を追うことになったのです。ドラミングだけでなく、その言葉も含めて、この優しく思慮深く聡明な人は私たちのラジオやターンテーブルを支配してみせたのです」
声明は次のように続いている。「若かりし頃、“2112”を初めて聴いた時のことを鮮やかに覚えています。ドラマーを意識して聴いたのは初めてでした。あの日以来、音楽は違うものになりました。彼のパワーと正確さ、そして作家性は比類なきものです。彼は『博士』と呼ばれてきましたが、当然です。私たちはみんな彼から教わったのです」
出演ドラマーは以下の通り。
Rick Allen (Def Leppard)
Kenny Aronoff
Carmine Appice
Charlie Benante (Anthrax)
Gregg Bissonette (Ringo Starr)
Jason Bittner
Cindy Blackman-Santana
Keith Carlock
Stewart Copeland
Dom Famularo
Alex Gonzalez (Mana)
Gavin Harrison
Taylor Hawkins (Foo Fighters)
Thomas Lang
Ray Luzier (Korn)
Mike Portnoy
Jim Riley (Rascal Flatts)
66 Samus
Kristina Schiano
Danny Seraphine
Chad Smith (Red Hot Chili Peppers)
Steve Smith
Wyatt Stav
Todd Sucherman (STYX)
Brian Tichy
Narada Michael Walden
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