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アメリカのあるプロデューサーはニルヴァーナやマイケル・ジャクソンの音源をドリルのビートとミックスした音源が話題となっている。

アトランタ出身の新進気鋭のプロデューサーであるブラックマスはオンラインで過去の名曲にニューヨークのドリル・ビーツを組み合わせたミックスで評判を獲得している。

2017年からミックスを発表してきたブラックマスだが、これまででも最も大きな反響を得たのが先月公開されたアース・ウインド&ファイアーの“September”にドリルのトラックを合わせたものとなっている。

55秒の動画はツイッターですぐに拡散され、250万回再生され、ブラックマスはサウンドクラウドでフル音源も公開されている。

ミックスを公開したところ、アース・ウインド&ファイアーのツイッター・アカウントから連絡があったとのことで、「やあ、“September”のリミックスを気に入ったよ」とアース・ウインド&ファイアーは述べている。「すぐに繋がりを感じたよ。古いものと新しいものの架け橋というのはマジカルな場所なんだ。作り続けてくれ」

「あれはクレイジーだったよ」とブラックマスはそのやりとりについて『コンプレックス』に語っている。「気に入ってくれるなんて思ってなかったんだ。彼らと会話を持ったら、あのサウンドで僕がやろうとしていることだったり、音楽を前に進めていることだったりを理解してくれたんだ。あんな伝説的なグループが理解してくれたことはよかったよ。すごく恐縮だよね」

ブラックマスはマイケル・ジャクソンの“Beat It”とニルヴァーナの“Smells Like Teen Spirit”にドリルのビートを合わせた音源も公開している。

マイケル・ジャクソンの音源は今は亡きポップ・スモークがそれに合わせて踊る動画も公開されており、ポップ・スモークのチームの1人からブラックマスにはフル音源を入手できないか連絡があったという。

ブラックマスは特にジャンル名をつけずにジャンルを融合させたいと語っている。「こうしたことをやることで、『これはポップ・ソングだ』とか『これはレゲエだ』とか『これはラップだ』とか言われない形に音楽が変化することを願っているんだ。ただの曲だってね。どんなフレヴァーがミックスされてても気にされず、昨日すれば、広く受け入れられることになるよ」

「それが米『ビルボード』紙を変え、グラミー賞を変え、すべてを変えていくんだ。そうやって人々が一つに団結すればと思っているよ。どんなナショナリティでもその1曲を聴くんだ。ある人はその曲のある部分が好きで、別の人はその曲の別の部分が好きってね。2つのジャンルが融合されているからなんだ。それが人々を結びつけるんだ。それが自分の大きなゴールだよ」

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