ブリング・ミー・ザ・ホライズンとヤングブラッドによる新たなコラボレーション曲“Obey”が公開されている。
“Ludens”と“Parasite Eve”に続いて、“Obey”は『ポスト・ヒューマン』プロジェクトからの3枚目のシングルとなっている。ヤングブラッドがロサンゼルスからヴォーカルを提供した“Obey”はゲーム『ドゥーム・エターナル』の音楽を手掛けるミック・ゴードンがプロデュースで参加しており、フロントマンのオリヴァー・サイクスが監督を務め、ロンドンで撮影されたミュージック・ビデオと共に公開されている。
「俺たちは自分たちが自由だと考えているけど、だからこそ鎖は見えなくて、考えたくもない形でコントロールされているんだ」とオリヴァー・サイクスはこの曲について語っている。「連中は笑顔を浮かべながら、どうやって生きるか言ってくる。まずいことはないみたいにね。なんでもないみたいに悲劇的な統計を伝えてくるんだ。変な世界だよ」
ヤングブラッドは次のように続けている。「僕らに繋がりのない、理解もできないような完全に時代遅れの考えを気に入るように言われているんだ。お互いに敵対して、違いを認め受け入れるよりも、違いをもって対立するように言われているんだよ。僕らを分断したままにしておきたいんだ。そのほうが弱いからね」
「ロボットはロボットに従う。あいつらは何も感じないからね。でも、あいつらが分かってないのは僕らにとって違いがあることは自由であることであって、愛と平等の世界こそが僕らが属したい世界であることだよ。ヘイトや陽動を突破するんだ。自分たちの属したい世界のために闘うんだよ。屈したりなんかしないよ」
2019年発表の『アモ』に続いてブリング・ミー・ザ・ホライズンは『ポストヒューマン』というタイトルで4枚のEPをリリースする予定となっている。
「『ポストヒューマン』のアイディアは進化や食物連鎖から脱してみるということについてなんだ。それができれば、自分たちが地球にしていることにも責任が持てるし、今の人間よりもよりよき存在になれると思ったんだ」とオリヴァー・サイクスは以前『NME』に語っている。
「みんなすぐに数日で音楽を消費しちゃうから、楽しみなものがあるというのはいいことだよね」とオリヴァー・サイクスは語っている。「“Parasite Eve”の後、たくさんの音楽が届けられることになるよ。今回のEPは6曲から10曲を収録しているんだ。だから、アルバムと言えば、アルバムだね。またツアーもやらず、1年間新作に取り掛かるということはないだろうから、これをリリースして、みんなに数日で消費してもらいたいよ」
ブリング・ミー・ザ・ホライズンは最初の『ポストヒューマン』のEPの詳細を今後発表すると見られている。
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