ジミ・ヘンドリックスが身に着けていたピンクのボアの襟巻がオークションで15000ポンド(約210万円)の値をつけるのではないかと見られている。
この襟巻は1967年にカリフォルニア州で行われた伝説的なモントレー・ポップ・フェスティバルのパフォーマンスの時に身に着けていたものとなっている。ジミ・ヘンドリックスはロンドンに戻ってきた時にフォトグラファーのカール・フェリスに譲っている。
カール・フェリスはジミ・ヘンドリックスの死から50周年を迎えることを受けてこの襟巻を売りに出している。ジミ・ヘンドリックスは1970年9月18日に27歳で亡くなっている。
「ジミはこれを『マジック・ボア』と呼んでいました。というのも多くの幸運をもたらしたからです。彼はこれを『アー・ユー・エクスペリエンスド』のジャケットや彼の最高のライヴ、モントレー・ポップ・フェスティバルで身に着けていました」
「偉大な人物への追悼として、このマジック・ボアや私が1967年に撮影した写真のセレクションを出品するのにふさわしい時だと思ったのです」
この襟巻は『アー・ユー・エクスペリエンスド』のジャケットでは黄色になっているが、これはカール・フェリスが撮影時にフィルターを使ったためとなっている。
襟巻は音楽関連のオークションの一環として9月8日にマージーサイドのオメガ・オークションに出品される。
「ジミ・ヘンドリックスが名作のジャケットや有名なパフォーマンスで身に着けていたマジック・ボアをオークションに出せることは非常に光栄です」とオメガ・オークションのポール・フェアウェザーは語っている。
「悲しいことに彼が亡くなって50年になります。このオークションはいろんな意味で音楽のレジェンドを祝福するものとなります」
先月、ジミ・ヘンドリックスは60年代前半に使っていた日本製サンバースト・ギターがオークションで16万ドル以上の価格をつけている。
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