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ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは今回リリースされる未発表曲3曲について最初は「ひどい」と思っていて、リリースするのに乗り気ではなかったと明かしている。

“Criss Cross”、“All the Rage”、ジミー・ペイジ参加の“Scarlet”は当初、1973年発表の『山羊の頭のスープ』のセッションでレコーディングされたが、オリジナル・アルバムのリリース時には収録されなかった。

今回、アルバムはボーナストラックを加えて9月4日にリリースされる。

ユニバーサル・ミュージック・グループの社長からバンドの過去音源からこれらの曲を発見したと言われた時、ミック・ジャガーはそれをリリースするというアイディアに反対したという。

「3曲が見つかったと言われたんだけどさ」とミック・ジャガーは『サンデー・タイムズ』紙に語っている。

「『それは全部ひどいものだよ』と言ったんだ。それが最初の反応だったんだ。『全部、使えないよ』ってね。曲は好きだったんだけど、完成していなかったからね」

しかし、ミック・ジャガーはその不完全さを解決して、充実させたものになったことが分かって、考えを変えたと述べている。

「サウンド的にも今なおその場でレコーディングしたような音になっていたんだ。たとえ完璧じゃないとしてもね」とミック・ジャガーは語っている。

「実際よりも少しサウンドをよくすることができたんだ。でも、今回の3曲はアルバムの他の曲と較べても見劣りしないと思うよ」

『山羊の頭のスープ』の再発盤は9月4日にリリースされる。“Scarlet”についてはウォー・オン・ドラッグス、ザ・キラーズ&ジャック・ル・コントのリミックスも公開されている。

先日、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジはザ・ローリング・ストーンズと初めて会った時のことを振り返っている。

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