レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジはザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズと会って、レコーディングした時のことを振り返っている。
ジミー・ペイジは1973年発表の『山羊の頭のスープ』の再発盤に収録される未発表曲“Scarlet”に参加している。
『ザ・タイムズ』紙に掲載された新たなインタヴューでジミー・ペイジは次のように述べている。「ミックとキースに最初に会ったのは初期のブルース・フェスティバルだったんだ。ある場所から別の場所に行くヴァンの後ろに乗っていたんだ」
リッチモンドのロニー・ウッドの自宅で行われた“Scarlet”のセッションについて訊かれたジミー・ペイジは次のように語っている。「ロニー・ウッドは地下にスタジオを持っていてね。彼がセッションをやる誘いがあると言ってくれてさ。キースとイアン・スチュワートがそこにはいて、それで『素晴らしいものになる。ぜひやろう』と思ったんだ」
“Scarlet”についてはミュージック・ビデオも公開されており、ドラマ『ノーマル・ピープル』で知られるポール・メスカルが出演している。
“Scarlet”は基本的にジミー・ペイジとキース・リチャーズが一緒に演奏した作品となっている。「ロニーはあの曲では演奏していないんだ。キースが入ってきて、機材を準備して、俺もギターを手に取ったんだ。俺は彼が何をするのかに気を配って、逆走するようなリフを思いついたんだ。キースとまさに核となるようなところから仕事をできたのは素晴らしいことだったね」
ジミー・ペイジは送られてきた“Scarlet”のニュー・バージョンにも感心したと述べている。「先日、ミックスのファイルを送ってきてくれたんだけど、『おお、すごいパワフルだ』と思ったんだ。自分のやったすべてのギター・パートを覚えているけど、すべてがそこにはあって、すごくソリッドなサウンドで、全員が絶好調なんだ」
先日、“Scarlet”についてはザ・キラーズとジャック・ル・コントによるリミックスも公開されている。
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