クリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルはシアトルに建てられた銅像にイタズラされたことについて「虚報」があると言及している。
先週、クリス・コーネルの銅像は白く塗られてしまうイタズラの被害に遭っている。
「私と子どもたちはシアトルのポップ・カルチャー博物館にあるクリスの銅像がイタズラされたことを知って、胸を痛めています」とイタズラが発覚した際にヴィッキー・コーネルは述べている。
「銅像はアート作品であるだけでなく、クリスや彼の比類なき音楽的遺産、彼が支持してきたすべてのものへの追悼でもあるのです。それはシアトルだけでなく、世界中で愛されたクリスを体現するものなのです」
銅像へのイタズラの犯人について新たなインスタグラムへの投稿でヴィッキー・コーネルは言及している。「家族同様にみなさんもイタズラのニュースに心を痛めたことを私は分かっています。なので、これを公開して、舗道に書かれた文字の写真から『セイヴ・ザ・チルドレン』の抗議運動者が犯人であるかのような虚報がオンラインで広まっていることについて明らかにしたいと思います」
「イタズラの数日前に誰かが舗道に『セイヴ・ザ・チルドレン』とチョークで書いて、前日の夜に雨が降って、イタズラが行われた8月20日の午前中には『チルドレン』の文字だけが残っていました」
「悲しいことにクリスの銅像にイタズラすることを望む投稿をかつて『いいね』したのと同じアカウントが上記の嘘の話を広めていました。このような無意味な行為を望んでいる人がいることに胸を痛めています。その同じ人物が嘘で別の人物のせいにしようとするのを今回観て、腹が立っています」
「クリスの遺産を汚し、真実を妨げ、クリスを愛する人々やクリスの真のファンを傷つけるために、こうしたアカウントが嘘を広げ、不和を煽るのを止めてくれたら、それは評価することになるでしょう」
クリス・コーネルについては伝記映画『ブラック・デイズ』の制作が進められていることが明らかになっているが、映画はクリス・コーネルの遺産管理団体が正式に認めたものではないとされている。
クリス・コーネルは2017年5月18日に自殺で亡くなっている。享年52歳だった。
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