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ジョン・レノン殺害で有罪判決を受けているマーク・チャップマンの11度目の仮釈放申請が却下されている。

現在65歳のマーク・チャップマンは現地時間8月19日にニューヨークで仮釈放委員会による聞き込みが行われたが、彼の申請は却下されている。今回の決定に更なる詳細は明らかにされていない。

マーク・チャップマンはニューヨーク州エリー郡のウェンデ刑務所で懲役20年から無期の判決を受けている。

マーク・チャップマンは1980年12月にニューヨークのダコタ・ハウスの外で、オノ・ヨーコと共にレコーディング・スタジオから帰ってきたジョン・レノンを殺害している。

マーク・チャップマンは次の聞き取りが行われる2022年8月まで少なくともあと2年は刑務所にいることになる。彼が初めて仮釈放申請の権利を得たのは2000年となっている。

2018年8月の仮釈放の却下時にウェンデ刑務所の審査会は次のように述べている。「本人も認めているように、名声を得たいという以上の理由なく、世界的に有名な人物の殺害を注意深く計画、実行しています」

「命というのは他の人とは較べられないものというを踏まえた上で、世界的に著名で多くの人に愛されている人物の命を奪ったという事実は、被害者の家族、友人、その他たくさんの人に与える苦痛を顧みず、人命の尊厳、他人の受ける苦痛を無情にも無視したことの証明です」

マーク・チャップマンは、2018年に仮釈放を申請した際の聴取の議事録によれば、1980年に彼を銃殺して以来、年々「恥入るようになった」と述べている。

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