Instagram/Red Hot Chili Peppers

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レッド・ホット・チリ・ペッパーズの元ギタリストであるジャック・シャーマンが亡くなった。享年64歳だった。

ジャック・シャーマンは結成メンバーであるヒレル・スロヴァクに代わって1983年に加入している。ジャック・シャーマンは1984年発表のアルバム『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』と最初のアメリカ・ツアーに参加しており、彼はまた1985年発表のセカンド・アルバム『フリーキー・スタイリー』でもいくつかの曲で作曲にクレジットされている。

ジャック・シャーマンはヒレル・スロヴァクが再加入したのを受けて脱退している。その後、『母乳』の“Higher Ground”と“Good Time Boys”ではバッキング・ヴォーカルに参加している。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはインスタグラムへの投稿でジャック・シャーマンが亡くなったことを発表している。

「レッド・ホット・チリ・ペッパーズのファミリーである我々はジャック・シャーマンが亡くなったことを受けて更なる世界へと首尾よく船出することを願っています」

「ジャックはデビュー・アルバムと最初のアメリカ・ツアーで演奏しました。彼はユニークな奴で、よくも悪くもそのすべての時間に感謝しています」

2012年にジャック・シャーマンは自分がロックの殿堂入りを果たさなかったことについてバンドを批判していた。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはフェイセズ/スモール・フェイセズ、ガンズ・アンド・ローゼズ、ビースティ・ボーイズらと共に2012年にロックの殿堂入りを果たしている。ジャック・シャーマンは5年間在籍し、『ワン・ホット・ミニット』で演奏したデイヴ・ナヴァロと共にロックの殿堂入りを果たさなかったことについてバンドを批判していた。

当時、米『ビルボード』誌にジャック・シャーマンは次のように語っている。「どんな理由にせよ、デイヴ・ナヴァロと僕を入れないのがポリティカル・コレクトなやり方なんだろうね。おそらくロックの殿堂ではなく、バンドの決定だよ。式典が行われて、自分たちは排除されているのを見るのは痛ましいね」

ジャック・シャーマンはバンドにいた時が楽じゃなかったことを認めつつ「つらい状況で物事が進むように参加したんだ。それが僕として仕事ですることだった。それは不名誉なことだけどさ。自分にとっても不名誉だよ。つらいよね」とも語っている。

当時、バンドに代わって弁護士のエリック・グリーンスパンは次のようにコメントしている。「これはバンドによる判断ではありません。ロックの殿堂によるものです。彼らがキャリアを通してどのメンバーが殿堂入りするかを決めているのです」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの脱退後、ジャック・シャーマンはボブ・ディランやトニオK、ビル・マデン、ジェリー・ゴフィンらと仕事をしている。

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