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モトリー・クルーのニッキー・シックスはガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、スリップノットのコリィ・テイラーと協力して、アーティスト・フォー・リカヴァリー名義でチャリティ・シングル“Maybe It’s Time”をリリースしている。

プレル・リリースの中でニッキー・シックスはこの曲のアイディアはアメリカにおけるオピオイドの危険性を認知させ、グローバル・リカヴァリー・イニシアティヴズ・ファウンデーションへの寄付を募ろうとする中で思いついたと述べている。

“Maybe It’s Time”については「オピオイドの危険性について認知を広げ、医療団体のための資金を募り、人命を救うための業界全体の試みの礎となるもの」と評されている。

グローバル・リカヴァリー・イニシアティヴズ・ファウンデーションの幹部で、自身もドラッグ中毒の経験者であるニッキー・シックスは「グローバル・リカヴァリー・イニシアティヴズ・ファウンデーションへの寄付を募るために、これらのアーティストと一緒にやれたことを誇りに思っている」と語っている。

「パンデミックが起きたからと言って、オピオイドの蔓延は消えてなくなりません。むしろ逆です」と彼は続けている。

「初期の治療を行っていた人は前よりもひどくなるリスクがあるのです。なので、今、認知を広げて、彼らを援助することはより重要となっているのです。団結した我々であれば変化を起こし、人命を救うことができると信じています」

スラッシュやコリィ・テイラーに加えてアーティスト・フォー・リカヴァリーには、デフ・レパードのジョー・エリオット、カントリー・シンガーのブラントリー・ギルバート、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチのアイヴァン・ムーディー、エイウォルネイションのメンバー、バッド・ウルヴスのシンガーであるトミー・ヴェクストが参加している。

レコーディングの模様を撮影したモノクロのミュージック・ビデオも公開されており、字幕でオピオイドに関する事実が示されるものとなっている。

“Maybe It’s Time”のミュージック・ビデオはこちらから。

コリィ・テイラーはプロジェクトの参加について「当然のこと」と述べている。

「毎年より若者に影響を与えるようになっているんだ。参加して自分の役割をまっとうすることはすごく重要なことなんだよ。特にあれを経験した人はね。生き残った人たちはさ」

この曲は9月29日に公開されるドキュメンタリー『スノ・ベイビーズ』でも使用される。本作は「郊外の中流階級の間でティーンエイジャーの中毒が広がっているひどい現実を描いた」もので、「楽しく活気のある地域の善良な隣人という顔の裏で、中毒を見過ごしたり隠したりすることがいかに簡単かを見せる」ものなるとしている。

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