リンゴ・スターがザ・ビートルズの1968年に発売されたセルフ・タイトルのアルバム『ザ・ビートルズ』の1枚目のシリアル・ナンバーのものをオークションに出品するという。
通称『ホワイト・アルバム』として有名なこのアルバムは、レコードごとに個別のシリアル・ナンバーがカバーに印字されている。
ビバリーヒルズを拠点とするジュリアンズ・オークションは、12月3日から5日にかけて行われる競売で、このLPの最高価格は6万ドル(約735万円)になると予想している。
今回出品される1枚目のコピーはジョン・レノンの物だったと噂されており、ポール・マッカートニーによれば、バンドが番号を印字することを決めた時に「最も大きな声を上げて欲しがった」という。
1枚目から4枚目までのコピーはすべてザ・ビートルズのメンバーが所有しており、2008年にはオークションで印字番号「No.0000005」が3万ドル(約368万円)弱で落札されている。
すべての売り上げは、リンゴ・スターと妻のバーバラ・バックが設立したロータス基金に寄付されるという。
Ringo Starr's UK 1st pressing White Album No 0000001 is part of our auction on December 4th! #TheBeatles #Auction pic.twitter.com/NpJgRzQk4e
— Juliens Auctions (@JuliensAuctions) November 5, 2015
12月4日リンゴ・スターがシリアルナンバー「No.0000001」の『ホワイト・アルバム』を出品予定!
また、最近テレビの視聴者投票では、ザ・ビートルズの楽曲の中で“Hey Jude”がもっとも人気が高いことがわかった。
イギリスのテレビ局ITVがスペシャル番組「The Nation’s Favourite Beatles Number One」を放送し、過去に1位を獲得した27曲のシングルの中から最も人気のある曲をファンの投票により決定している。
“Hey Jude”は“Yesterday”や“Let It Be”を抑えトップを飾った。ノエル・ギャラガーは番組の中でザ・ビートルズの初期の頃と“Hey Jude”をレコーディングした時期の音楽性の変化について解説している。
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