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イランのヘヴィ・メタル・バンドであるアルサメスは自身の音楽のために懲役15年を求刑されたことを受けて国外に逃亡したと報じられている。

ヘヴィ・メタルは神への冒涜に関するイランの厳格な法律に違反していると見なされており、コンフェスというバンドのメンバーは懲役14年と74回の鞭打ちが宣告されている。

今回、アルサメスはコンフェスと同じ道を辿って、刑が執行される前に国外に逃亡したことが明らかになっている。

『ラウドワイアー』にアルサメスは次のように述べている。「我々の音楽は過去の文化や歴史についてのものだ。しかし、私たちが速い音楽を演奏して唸っていると、悪魔主義に傾倒していると見られるんだ。骸骨がTシャツに描かれているのも同じで、悪魔主義のミュージシャンだと見られているんだ」

2017年の最初の逮捕について彼らは次のように述べている。「リハーサルでスタジオにいる時に牢屋に行けと言われたんだ。家族には自分たちがどこにいるか、1週間知らされなかった」

「最終的に約1ヶ月後に牢屋を出るために保釈金を払ったんだ。最後の裁判が行われるまで仕事をせず、マーチャンダイズをリリースするなと言われたよ。メディアとも話すなってね。インスタグラムもオフィシャル・サイトも1年間閉鎖されたよ。けれど、新しいインスタグラムのアカウントを作って、活動し始めたんだけど、数週間前に裁判に呼ばれて、懲役15年を宣告されたんだ。それで、イランから逃げなければならなかったんだ」

どこに逃亡したかは明かされていないものの、アルサメスはマシュハド・イスラム革命裁判所によって下された判決について語る動画をYouTubeで公開している。

「メタル・ミュージックを演奏するのは犯罪だって?」と彼らは語っている。「ペルシャの歴史について語ることが犯罪だって? キュロス2世や一神論についての曲があることが悪魔主義に傾倒していると思われて犯罪だって? 音楽と自分の国を愛することが犯罪なのか?」

イラン政府は現時点でこの件について反応を示していない。

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