バッド・レリジョンは1990年発表の“Faith Alone”を2020年にあらためてレコーディングした新バージョンが公開されている。
“Faith Alone”はアルバム『アゲインスト・ザ・グレイン』に収録されていた楽曲で、新バージョンはこれまでになくオーケストラ・アレンジが施されている。
“Faith Alone”の新バージョンはこちらから。
エピタフの社長にしてギタリストのブレット・ガーウィッツは次のように述べている。「“Faith Alone”のメッセージは、今起こっていることすべてに本当に共鳴していると思います。人種的不正、トランプ、COVIDパンデミック、科学の拒絶、これらのことはいずれも砂の中に私たちの頭を埋めることによって解決することはできません。私たちは常に、信仰や祈りではなく、理性と行動によって問題を解決できると信じてきました。バンドが始まって以来、私たちが書いてきたものです」
バンドのシンガーで共同ソングライターのグレッグ・グラフィンは次のように続けている。「私はいつもピアノで曲を書いています。私たちの初期の曲のいくつかは、私の母のピアノに書かれました。私は家にいることが多かったので、私はそうやって書かれた多くの曲を録音し始めました。ブレット・ガーウィッツは“Faith Alone”がこの瞬間に特に関連していると考えました。私にとっては、バンドにとって何が大事かを表現し、それは人間の存在の精神的、知的側面に向かう歌を書くということなのです」
バッド・レリジョンは8月18日に自伝『ドゥ・ホワット・ユー・ウォント:ザ・ストーリー・オブ・バッド・レリジョン』を刊行することが決定している。同書はサン・フェルナンド・バレーのガレージで実験するティーンエイジャーとしての彼らの始まりから、世界中の主要な音楽フェスティバルのヘッドライナーになるに至る、バンドの40年のキャリアの浮き沈みを明らかにするもので、珍しい写真やアーカイブからこれまで見たことのない資料も掲載される。
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