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プリンスを讃える新たな彫像がペイズリー・パークに設置されている。

プリンスの有名なラヴ・シンボルを形どった彫像は高さ3メートルを超え、横ほぼ2メートルの大きさで、プリンスのスタジオとして知られるペイズリー・パークに設置されている。

プリンスは女性と男性を表す占星術記号を組み合わせたラヴ・シンボルを1992年発表のアルバム『ラヴ・シンボル』で初登場させている。1993年にプリンスは自身のアーティスト名をこのシンボルに変更して、「かつてプリンスと知られていたアーティスト」と呼ばれていた。

銅像の台座には1985年に発表されたプリンスによる楽曲“Paisley Park”の次の歌詞が刻まれている。「For love is the colour / This place imparts (Paisley Park) / Admission is easy, just say you / Believe and come to this/ Place in your heart/ Paisley Park is in your heart」

紫に塗られたこの彫像はペイズリー・パークの入り口に設置されて、ファンは写真を撮ることができる。

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Always one for unexpected surprises… ?✨

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ペイズリー・パークのエグゼクティヴ・ディレクターであるアラン・セイファートは次のように述べている。「ラヴ・シンボルの設置はプリンスの栄光を祝福する続く営みの中でペイズリー・パークにとって興奮できる新たな瞬間となっています」

「私たちの世界が直面する試練の中でクリエイティヴィティと自由を表現することを示す一品を公開できて嬉しいです」

先日、プリンスはミネソタ州のファンによってクリストファー・コロンバスの銅像をプリンスの銅像に差し替える署名活動が起こっている。「プリンスはミネソタ州の価値を体現していますが、クリストファー・コロンバスは体現していません」とする、この活動には12000人近くの署名が集まっている。

「国全体で各都市が白人至上主義者や奴隷商人、黒人の生命を脅かした人物の銅像を撤去することを選んでいます」と署名の募集ページでは述べられている。

「黒人や先住民を絶滅させようとした人物を美化するよりも、インスピレーションを与えてくれたリーダーシップを持つ地元の人物を讃えるべきです」

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