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ザ・1975、ヤングヴラッド、リトル・ミックスらはUKの音楽シーンにおける人種差別と不寛容に反対する緊急宣言に署名している。

ユニバーサル・ミュージックやワーナー・ミュージック、ソニー・ミュージックといったレーベルを初め、プロデューサーやアーティスト・マネージャーも署名しているこの緊急宣言は「#NoSilenceInMusic」というハッシュタグと共に現地時間8月1日に発表されている。

緊急宣言には他にもリリー・アレン、ナイル・ロジャース、スポーツ・チーム、エラ・エア、トゥー・ドア・シネマ・クラブ、ジェイムス・アーサー、クリーン・バンディット、ネイオー、MNEK、ゴールディー、イヤーズ&イヤーズ、ジェス・グリン、ノーティー・ボーイ、リタ・オラ、トム・ミッシュ、サーカ・ウェーヴス、DJヨーダらが署名している。

「反黒人人種差別主義、反ユダヤ主義など様々な出来事が起こったここ数ヶ月、イスラム嫌悪、外国人嫌悪、同性愛嫌悪、トランス嫌悪を表明する人々は私たちが失敗するよう求めるデモ活動を行ってきました。アメリカでなお続く警察による残虐行為、オンラインで展開された反ユダヤ主義によって構造的な人種差別や人種的不平等が注目されましたが、その結果は同じものです。疑念と憎しみと分断です。お互いに攻撃してしまうと、私たちは最悪な結果になってしまうのです」

「あらゆる背景や信仰を持つマイノリティの人々は闘い、苦しんできました。奴隷からホロコーストまで私たちは痛ましい集団的記憶を持っています。あらゆる形式の人種差別は同じ根を持っているのです。無知と教育の欠如、スケープゴートです。私たちイギリスの音楽業界は誇りを持って声を上げ、責任を持ち、共に結束するために一致団結していきます。沈黙は選択肢にありません」

「人種や宗教、性別、ジェンダーに関係なく、地球規模の音楽への愛があります。音楽は歓喜と希望をもたらし、私たちを一つにしてくれます。音楽や教育、共感を通して結束を見つけることができます。教育をもたらし、人種差別を払拭するために今後の世代のためにも団結していきます」

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