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リナ・サワヤマはマーキュリー・プライズとブリット・アウォーズを主催する英国レコード産業協会から連絡を受けて、候補資格の基準を見直すことを示唆されたという。

先日、『ヴァイス』誌のインタヴューでリナ・サワヤマは現在のルールでは候補資格がないことを明かしている。ソロ・アーティストの場合、候補資格はイギリスないしはアイルランド国籍が必要で、パスポートのような国民であることを示す公式文書が必要となっている。

BBCラジオ1の『ニュースビート』のインタヴューでリナ・サワヤマは英国レコード産業協会から変化させることを検討していると言われたと語っている。

「本当に、本当に嬉しいわ」と彼女は語っている。「子供の頃にイギリスに移住してきた世界中のリトル・リナたちに懸命に努力すれば、素晴らしいことを達成できて、賞も受け取れると思ってほしいの」

リナ・サワヤマはイギリスの永住権を持っているが、国籍がマーキュリー・プライズの候補資格の障壁となっていた。現在の日本の法制度では二重国籍は認められていない。

「文字通り25年間ここで生きてきて、私が知っているのはロンドンで暮らしてきたことだけだわ」と彼女は続けている。「このアルバムは英語で、UKのレーベルからリリースされた。私のチームはUKを拠点としていて、私は自分の作品が認められてほしいんじゃない。このアルバムに参加した多くの人が認められてほしいの」

現地時間7月30日、リナ・サワヤマは「#SAWAYAMAISBRITISH」のハッシュタグを使ったファンの応援に言及して「すべてのイギリスのアーティストにとっていいことにするために変化を起こしたい」と述べている。

エルトン・ジョンは候補作に入らなかったことについてインスタグラムで驚いたことを表明している。「残念なことにすべての人が候補になったというわけではないようだね。臆面もなく言わせてもらえれば、見過ごされた2組のアーティストを宣伝させてもらいたい」と彼は述べ、「2020年で最も好きな作品」だとしている。

英国レコード産業協会はこの件について当初次のように述べていた。「ブリット・アウォーズもマーキュリー・プライズもその特性の中で包括的であろうとしています。選考経緯や候補資格の基準は常に見直されています」

リナ・サワヤマは先日、デビュー・アルバムの制作を追ったドキュメンタリー作品を公開することを予告している。

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