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ピーター・フックは2001年にモービーと共演した際にレッド・ホット・チリ・ペッパーズからジョイ・ディヴィジョンの“New Dawn Fades”の演奏方法をバーナード・サムナーと共に教えてもらった時のことを振り返っている。

モービーによる2001年の「エリア1」と題した北米ツアーにニュー・オーダーは帯同しており、その際にジョイ・ディヴィジョンのデビュー・アルバム『アンノウン・プレジャー』に収録の“New Dawn Fades”で共演を果たしている。

ジョイ・ディヴィジョンの『クローサー』の40周年を記録したオンライン・イベントでピーター・フックはレッド・ホット・チリ・ペッパーズから演奏の仕方を教えてもらった時のことを振り返っている。

「最高だった瞬間の一つがモービーとツアーをしていた時に彼が“New Dawn Fades”を演奏したんだよね。そして、彼がバーナード・サムナーと自分に言ったんだ。『お二人、私たちと一緒にやりませんか? どうです? きっといい感じになりますよ』ってね」とピーター・フックは思い返している。

「俺たちは『演奏の仕方を忘れたよ』と言ったんだけどね。そうしたらモービーがレッド・ホット・チリ・ペッパーズを連れてきてね。“New Dawn Fades”の演奏の仕方を教えてくれたんだ。そのおかげで、俺たちは彼と演奏することができたんだ」

ピーター・フックは次のように続けている。「忘れるわけなんかないと思うだろ? 人生でも最も現実離れした瞬間の一つだね。このエピソードは特にね」

「同じくらいの歳の、いろんな意味でヒーローとも言える人たちが20年前に終わった自分たちのバンドの曲を教えてくれたんだ」

先日、ピーター・フックは『クローサー』を初めて全編演奏した時のことを振り返り、ミュージシャンとして「最高」の瞬間の一つだったと述べている。

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