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ピーター・フックは印税を巡るニュー・オーダーのバーナード・サムナーとの確執について振り返っている。

ピーター・フックは2007年にニュー・オーダーを脱退しているが、90年代のファクトリー・レコーズの終焉を受けて作られたロイヤリティ会社のヴァイラルターン・カンパニーの株を25%持ち続けている。

2011年にニュー・オーダーが活動を再開した際に印税を巡る論争が勃発して、最終的に2015年に訴訟となっている。

2017年に最終的に合意に達した両者だが、ピーター・フックはバーナード・サムナーとの険悪な関係を解決するために話し合うことはないだろうと述べている。

「方は付いたけれど、まだ続いているんだ。彼らがニュー・オーダーに対する俺の25%の取り分を1%に減らしたことは許されるものではないからね」と彼は『NME』に語っている。

確執について「悲しい」としながら彼は次のように語っている。「自分のことを信じてほしい、そう毎日思っている。リード・シンガーの自殺という悲劇から立ち直って1980年にバンドを始め、31年経ってから、他のメンバーに差し替えるかい?」

「恨まないためにどんな人間にも屈しない。妻がいなかったら、今頃刑務所に入っているよ」

ニュー・オーダーはジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの死を受けて1980年に結成している。

イアン・カーティスは23歳の時に1980年5月18日に自殺している。彼はてんかんと鬱を患っていた。

5月にピーター・フックはイアン・カーティスが亡くなったことについて振り返り、「罪の意識」と「いらだち」にさいなまされたと述べている。「非常に親しい友人や家族の自殺というのは常に罪の意識を残していくんだ」

「歳をとるにつれて、ジョイ・ディヴィジョンが続かなかったことがイアンにとって最も重要なことではなかったという事実が重いことだよね」

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