デュア・リパはコソボに先住していたアルバニア人の問題について更なる見解を述べている。
デュア・リパは先日、紋章が書かれたアルバニアの地図の写真を投稿しており、写真はコソボのアルバニア人が先住民族であることを主張するものとなっている。
家族がアルバニア人の伝統に沿って暮らしており、子供の頃にコソボで暮らしていたこともあるデュア・リパは次のように述べている。「(その場所の住民であるという)原住という形容詞は移民や入植者の子孫であるというよりは、先住していたことを意味するの」
このツイートは話題となっており、一部のソーシャル・メディアでは大アルバニア主義と結び付けられたほか、この主張の正しさが問われる事態となっている。
au•toch•tho•nous adjective
(of an inhabitant of a place) indigenous rather than descended from migrants or colonists pic.twitter.com/OD9bNmLcZ4— DUA LIPA (@DUALIPA) July 19, 2020
「チーム・アルバニア」を含む多くの人々はデュア・リパのツイートを支持し、オンラインで一部見なされている「ヘイト・スピーチ」ではないと述べている。
あらためてデュア・リパはツイートで説明しており、「いかなるヘイトも煽るものはなかった」と述べている。
デュア・リパは次のように続けている。「私がまったくもって拒否する民族分離主義を助長する人々や団体に私の投稿は意図的に誤解されてしまったことが悲しいし、怒っている」
— DUA LIPA (@DUALIPA) July 21, 2020
「コソボに投稿するといつでも私のフィードはクレイジーになる。食べ物や音楽といった楽しいものであってもね。れっきとしたコソボ文化という概念でも激しい抵抗に遭ったことがある」
「私たちは自分の民族や自分の出自を誇りに思うのに値する。私は自分の国が地図にも描かれ、アルバニア人としてのルーツと母国を誇りと喜びをもって語れるようにしたいだけなの。みんなには自分の伝統を大事にして、お互いに耳を傾け学んでほしいと思う。すべての人々に平和と愛と敬意を」
デュア・リパは先月ロンドンで行われたブラック・ライヴス・マターの抗議運動に参加したミュージシャンの1人となっている。デモは今年5月にミネアポリスで警察による拘束でジョージ・フロイドが亡くなったことを受けて世界各地に広がっていた。
ソーシャル・メディアではパートナーのアンウォー・ハディッドとデモに参加する映像が公開されている。ミュージシャンでは他にもプライマル・スクリーム、サム・スミス、ゴーストポエットらが参加している。
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