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クリス・コーネルは7月20日に56回目となる誕生日を迎えたことを受けてガンズ・アンド・ローゼズの“Patience”の未発表カヴァーが公開されている。

1988年発表のコンピレーション・アルバム『GN’Rライズ』に収録されている“Patience”だが、クリス・コーネルのバージョンではパーカッションとキーボードによるメロディーが付け加えられている。

カヴァー音源はこちらから。

サウンドガーデンのほか、オーディオスレイヴやテンプル・オブ・ザ・ドッグでも活動してきたクリス・コーネルだが、ガンズ・アンド・ローゼズとは90年代に何度か競演している。

クリス・コーネルのフェイスブックには以下のメッセージが投稿されている。「彼の誕生日はクリスやその声、音楽、物語、アートを称賛して、この音源を公開するのに完璧な時と言えるでしょう。その名前が語り継がれる限り、その人は死なないというのは本当です。彼のアートのことを考えれば、彼や彼の記憶を崇拝する人にはこれまでと同じようにアーティストとしてのソウルが光り輝くのです。クリスにとって特別だった音源をリリースすることで、彼の気持ちと彼の魂、そして、彼の愛と彼の遺産、そうした彼の一部を私たちと共にあるままにすることができます」

クリス・コーネルは2017年5月に自殺で亡くなっている。享年52歳だった。

先日、クリス・コーネルの娘であるトニ・コーネルはテンプル・オブ・ザ・ドッグの“Hunger Strike”をアコースティックでカヴァーした映像が公開されている。

これは新型コロナウイルス対策に寄付を募るために開催されたライヴXライヴによる「ミュージック・ライヴス」の一環として亡き父のスタジオで収録されたもので、トニ・コーネルは“Hunger Strike”についてお気に入りの曲の一つだったと語っている。

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