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テーム・インパラのケヴィン・パーカーはポップ・ミュージックへの移行という点でマーク・ロンソンが大きな役割を果たしたことを明かしている。

ケヴィン・パーカーは7月17日にリリースから5年を迎えるサード・アルバム『カレンツ』について『NME』のインタヴューを受けている。

インタヴューの中でケヴィン・パーカーはマーク・ロンソンによる2014年発表のアルバム『アップタウン・スペシャル』に参加して“Daffodils”にヴォーカルを提供したことが自身の次のアルバムに影響を与えることになったと振り返っている。

「マーク・ロンソンは『カレンツ』でやったことについて大きな自信を持てた大きな理由だったよね」とケヴィン・パーカーは『NME』に語っている。「ポップ・ミュージックにどれだけ味わい深さがあるかということを僕に示してくれたんだ」

しかし、ケヴィン・パーカーはマーク・ロンソンのレコーディングにおけるプロセスが自身のレコーディングを見つめ直すきっかけにもなったと語っている。

「『アップタウン・スペシャル』みたいに大勢の人でレコーディングしている時はいつも、なんて自分のレコーディングは孤独なのかってことを思うんだよね」と彼は説明している。「自分がレコーディングしている時はいかに1人かってことを広い視点で捉えられるんだ」

彼は次のように続けている。「テーム・インパラのアルバムを作るってことはすごくディープでダークな作業なんだ。僕はそれが好きだけどね。でも、テーム・インパラのレコーディングは共同体験にならないということがよく分かったよ」

今年5月にケヴィン・パーカーはマーク・ロンソンが行った「ラヴ・ロックダウン」と題した生配信にマイリー・サイラスやロビン、デュア・リパらと共に参加している。

テーム・インパラは今年2月に通算4作目となる『ザ・スロー・ラッシュ』をリリースしている。

また、テーム・インパラは“On Track”のアコースティック・バージョンが公開されている。ケヴィン・パーカーは4月に行われたチャリティ企画「ミュージック・フロム・ザ・ホーム」でも“On Track”の弾き語りバージョンを披露していた。

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