メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはバンドへの加入を求められた際にトイレに入っていたことを明かしている。
当時、エクソダスに在籍していたカーク・ハメットだが、エイプリル・フールに電話をもらったことを振り返っている。
彼は『ラウダーサウンド』に次のように語っている。「4月1日のエイプリル・フールだったんだ。トイレに座っていたら、マーク・ウィットエイカーから電話をもらってね。電話をとった後は『こんな電話をもらうなんて信じられないよ。エイプリル・フールの冗談かい?』って感じでさ。何日か後にテープをもらったんだけど、既にデモを持っていたから、そのうち3分の2の曲は知っていたんだ」
カーク・ハメットは続けてエクソダスの他のメンバーがバンドを脱退してメタリカに加入することをどのように受け止めたかについて語っている。
「彼らは怒ってたよ」と彼は語っている。「ポール・バーロフには頭からビールをかけられたことを覚えている。『カーク、お前がそんなことをするなんて信じられない』と言って頭からビールをかけられたんだ。僕としては『分かるけどさ』としか言えなかったよ」
このインタヴューでカーク・ハメットはメタリカに加入することがあったら、単なる加入以上のことをできる自信があったとも語っている。「前も言ったことがあるけど、もう一度言うとさ。『彼らは素晴らしいけど、自分とやったらもっとよくなる』と思っていたんだ」
「当時、エクソダスはメンバーの変更があってね。これまでのベーシストを脱退させて、新しいベーシストを入れたんだ。それはバンド内に違った力学を生むことになった。なんでか分からないけど、リハーサルを全然やっていなかったんだよね。おそらくポール・バーロフが他のことをやっていたんだろうね。そうやって活動休止の時にメタリカに加入したんだ」
先日、メタリカは楽曲の権利を購入する投資ファンドと契約したことが明らかになっている。
メタリカはモルガン・スタンレーの投資銀行員だったポール・ドナヒューらによるワールドワイアード・ミュージックIPファンドに協力することを発表している。このワールドワイアード・ミュージックIPファンドは音楽にちなんだ知的財産権を購入するファンドとなっている。
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