ビヨンセは自身のビーグッド・ファウンデーションを通じて黒人がオーナーである企業に助成金を与える新たな基金を立ち上げている。
この基金は全米有色人種地位向上協議会とのコラボレーションとしてスタートしたものとなっている。
ブラック・オウンド・スモール・ビジネス・インパクト・ファンドは「いくつかの選ばれた都市で今この時にビジネスを維持するのを手助けする」ために黒人のオーナーに1万ドル(約107万円)の助成金を提供するという。
「ここ数ヶ月にわたって全米と黒人コミュニティに広がる公正を求める声とパンデミックが私たちの生活のあらゆる領域に影響を及ぼしており、そこには地元企業がどうやって営業を続けていくかという問題も含まれています」と全米有色人種地位向上協議会は述べている。
「この状況において黒人オーナーの企業が直面している試練を軽視することはできません。国全体に及ぶ暴動の影響で、多くの企業がその損害による苦境に立たされることになっています」
助成金を受け取るにはヒューストン、アトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ミネアポリスで中小企業を経営している黒人でなければならず、不動産の損害ないしは代替費用の見積もりを提出しなければならない。募集は7月18日まで受け付けられ、審査が7月20日から29日にわたって行われる。
助成金の受け取り者は7月31日にビーグッドのサイトで告知される。
ビヨンセはビーグッド・ファウンデーションを2013年に「人々が自分たちに、他者に、コミュニティに、私たちの世界に、やさしく寛大でよりよくなれるように」するために立ち上げられたものとなっている。
先日、ビヨンセは新型コロナウイルスの影響からの援助に向けて600万ドル(約6億5千万円)を寄付している。
ビヨンセのチャリティ団体である「ビーグッド」はツイッター社のCEOであるジャック・ドーシーが立ち上げた「スタート・スモール」の運動に協力することを表明しており、これは必要な人々を支援する地域の団体に資金を提供するものとなっている。
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