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ロックの殿堂は2020年の殿堂入り式典を新型コロナウイルスの影響で開催しないことを発表している。

2020年の殿堂入り式典は当初5月2日に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期されており、その後すぐに11月の新たな日程が発表されていたが、今回それも開催されないことが決定している。

代わりに式典は事前に収録したHBOの特別番組が延期日程だった11月7日に放送される。

35年目となる今年はホイットニー・ヒューストン、ザ・ノトーリアスB.I.G.、ナイン・インチ・ネイルズ、デペッシュ・モード、T. レックス、ザ・ドゥービー・ブラザーズが殿堂入りを果たす予定となっている。

「殿堂入りを果たすアーティスト、その御家族やクルー、参加者の健康と安全を守るために予定されていたライヴ・イベントは不可能だと判断しました」とロックの殿堂のチェアマンであるジョン・サイクスは声明で述べている。

「HBOとエグゼクティヴ・プロデューサーのジョエル・ガレンと共に2020年の殿堂入りアーティストを讃える面白い番組を作る予定です。その物語や音楽への多大なる貢献、彼らに続く世代のアーティストへの影響を語っていきます」

今回の発表で2021年の殿堂入り式典も春から秋に移され、オハイオ州クリーヴランドにあるロックの殿堂の本拠地で開催されることが決定している。

昨年はレディオヘッドやジャネット・ジャクソン、ザ・キュアーらが殿堂入りを果たしており、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやクラフトワークらは選ばれていない。

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