ワン・ダイレクションのニュー・アルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』が、UKチャートで2015年に発売されたアルバムの中で最早の売上を達成し、1位となっている。一方、ジャスティン・ビーバーのニュー・アルバム『パーパス』もこれまでの今年の初週売上の記録を塗り替えている。
『メイド・イン・ザ・A.M.』は、先週の時点で93,189枚をUKで売り上げ、発売初週の売上でノエル・ギャラガーの『チェイシング・イエスタデイ』を抑えてトップに立っている。ワン・ダイレクションは、この通算5作目のアルバムによって4作連続でUKナンバーワンを記録したことになる。唯一の例外は、彼らのデビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』となっている。
ジャスティン・ビーバーの通算4作目のアルバム『パーパス』が1週間早くリリースされていたら、同アルバムが今年最も早く売り上げを達成したアルバムとなっていたかもしれない。しかし、ジャスティン・ビーバーのアルバムはUKでは2位にとどまり、初週の売上は90,000枚強となった。
また、アデルの『25』が11月20日に発売され、初週で大きな売上を記録すると予想されている。
ワン・ダイレクションのニュー・アルバムが発売された週に、元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクもメディアに取り上げられている。
ぜイン・マリクは先日、ワン・ダイレクション脱退後初の自身のニュー・アルバムについて次のように語った。
「僕が音楽でやろうとしていることを人々が本当に理解してくれるとは思えない。でも、1回聴いてみたら、きっと僕のことをもう少し分かってくれるんじゃないかな。僕がしたことや、グループを離れた理由、そしてこの曲を書かなきゃならなかった理由もわかると思う。だって5年間、いや5年じゃなくて10年だな、このアルバムはずっと僕の頭の中にあった。ずっとね。僕の中で日の目を見るのを待ってたんだ」
ゼイン・マリクはまた『ザ・フェイダー』誌に対し、グループのメンバーとの同性愛関係を否定している。
「バンド内のどのメンバー同士にも、隠しているような恋愛関係はないよ。これは笑えることじゃないし、いまだにずっと、彼らにとっては結構キツイことなんだ」
一方、ジャスティン・ビーバーは先日『NME』誌のカヴァーを飾り、最新アルバム『パーパス』に収録されている全曲のミュージック・ビデオをリリースしている。また、これらのビデオを繋ぎ合わせたショート・フィルム『パーパス・ザ・ムーヴメント』も公開している。
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