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11月20日にマーキュリー・プライズの授賞式が行われ、ベンジャミン・クレメンタインが受賞したことが明らかになっている。
マーキュリー・プライズはUKもしくはアイルランドでリリースされたアルバムの中から、最も優れたアルバムを英国レコード産業協会と英国レコード販売店協会が選出するもので、先月、最終候補の12作品が選ばれていた。
最終候補の12作品は以下の通り。
エイフェックス・ツイン『サイロ』
ウルフ・アリス『マイ・ラヴ・イズ・クール』
ロイシーン・マーフィー『ヘアレス・トイズ』
C・ダンカン『アーキテクト』
エスカ『エスカ』
フローレンス・アンド・ザ・マシーン『ハウ・ビッグ、ハウ・ブルー、ハウ・ビューティフル』
ゴーストポエット『シェディング・スキン』
ベンジャミン・クレメンタイン『アット・リースト・フォー・ナウ』
ジェイミー・エックス・エックス『イン・カラー』
ソーク『ビフォー・ウィ・フォガット・ハウ・トゥ・ドリーム』
ギャズ・クームス『マタドール』
スレイヴス『アー・ユー・サティスファイド？』
『アット・リースト・フォー・ナウ』はベンジャミン・クレメンタインのデビュー・アルバムとなっている。
ベンジャミン・クレメンタインは受賞の際、「なんて言ったらいいのか分からないよ」と語り、今回の受賞をパリ同時多発テロの犠牲者に捧げたという。ベンジャミン・クレメンタインは20代の前半、パリで暮らしており、地下鉄の駅で弾き語りをしていた。
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