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ジョルジャ・スミスはサン・ジェルマンの“Rose Rouge”のカヴァーに対するミュージック・ビデオが公開されている。

“Rose Rouge”のカヴァーは9月にブルーノートからリリースが予定されている『ブルーノート・リイマジンド』に収録される。ミュージック・ビデオはジョージ・フロイドの死を受けて世界各地で行われている反人種差別の抗議運動の映像が使われたものとなっている。

「世界中の黒人が背負わされている不公平について会話を続けていかなければなりません」とジョルジャ・スミスは述べている。「黒人の自由と権利獲得への道を開いたすべての黒人にこのビデオを捧げます。私たちは黙るつもりはありません。ブラック・ライヴス・マター。ビデオを監督したサモナは運動の一体感と力強さを捉えてくれました。観る時、それを感じてもらえればと思います」

ミュージック・ビデオはこちらから。

監督のサモナ・オラニペクンは次のように続けている。「現在起きていることやまだ起きていないことも含めて検証することが大事だと思いました。この映像は強さとその精神を含め、膨大な努力に光を当てる機会となりました。意気消沈して何のために闘っているかを見失うのは簡単です」

「ジョルジャ・スミスの“Rose Rouge”は団結して鼓舞する力を持つ美しい曲です。そのエネルギーにヴィジュアルを合わせるだけがふさわしいと思いました。私たちの前に闘ってきた自由の志士と結びつけることも重要なことでした。私たちは生まれる前から始まった闘いに参加しているのであり、私たちが死んだ後も続いていくことになるでしょう。私たちにできることはバトンを受け継いで、変化を求め続けることです」

『ブルーノート・リイマジンド』は多くの若いミュージシャンがこれまでのブルーノートの楽曲を新たにレコーディングしたものが収録される。

アルバムにはジョルジャ・スミス、エズラ・コレクティヴ、ヌビア・ガルシア、シャバカ・ハッチングス、ジョーダン・ラカイ、ポピー・アジューダ、エマ=ジーン・サックレイらが参加している。

ジョルジャ・スミスは『ラ・ラ・ランド』の監督であるデミアン・チャゼルが手掛けたネットフリックスの『ジ・エディ』に提供した“Kiss Me In The Morning”が5月にリリースされている。

“Kiss Me In The Morning”はこちらから。

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