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アデルは、最新のインタヴューの中でDJのゼイン・ロウに、自身のキャリアと共に音楽を進化させたい気持ちはあるものの、自分に能力があるかどうか疑問に思うとも語っている。

11月20日に通算3枚目となるスタジオ・アルバム『25』をリリースしたアデルは、前日にゼイン・ロウの番組「Beats 1」に出演し、自身のキャリアや音楽、私生活、ニュー・アルバムの制作について踏み込んだトークを展開している。

インタヴューのハイライトでアデルは、ファンが彼女の音楽や音楽のスタイルが大きく変わることを目にすることはないだろうと説明している。「時々、レジェンドたちがやっているように、アルバムを出すたびに進化させていけたらと思うことはあるわ。でも、私にはそれをやれる自信がないの。マドンナは1人しかいないのよ」

アデルの主な音楽性は、“Someone Like You”や“Chasing Pavements”に代表されるような恋に悩む者たちのバラードで、それこそが彼女を同世代で最も成功したアーティストの1人として位置づけることになった。『21』は失恋についてのアルバムだったが、現在彼女は、慈善団体のCEOを務めるサイモン・コネッキと幸せな関係を築いている。

「このアルバムのラヴソングは、恋愛における障害を乗り越えることについての曲なの。それってこの世で最も幸せな感情だと思うわ」。そして、アデルは『25』を制作する際に挑戦したことについて、次のように語っている。「それに私は、とても愛した誰かを憎むようになることについて、すごく考えたの。その結果できたのが“All I Ask”よ」

『21』に続く、ニュー・アルバムの成功にも、アデルは冷静を保っている。「誰も私にプレッシャーをかけることはないわ。それに甘んじるつもりはない。でも、どうしたら『21』に続くことができる? できないわ、『21』はとても大きくなってしまった……。もう私のアルバムではないの、みんなのものよ」

リード・シングルの“Hello”は既に公開されており、アメリカで1週間あたりのダウンロード数が100万回を突破した初めての楽曲になっている。また今週の初めには、アルバムに収録される新曲“When We Were Young”(トバイアス・ジェッソ・Jr.との共作)のライヴ・パフォーマンスを公開している。

リリースの詳細は以下の通り。

アーティスト:Adele(アデル)
タイトル:25(25)
レーベル:XL / Hostess
発売日:2015/11/20(金)(世界同時発売)
品番:BGJ-5252
定価:2,490円(税込)+税
※日本盤はボーナストラック3曲、歌詞対訳付(予定)
1. Hello
2. Send My Love (To Your New Lover)
3. I Miss You
4. When We Were Young
5. Remedy
6. Water Under The Bridge
7. River Lea
8. Love In The Dark
9. Million Years Ago
10. All I Ask
11. Sweetest Devotion
12. Can’t Let Go ※
13. Lay Me Down ※
14. Why Do You Love Me ※

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