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ブルース・スプリングスティーンはドナルド・トランプ大統領が11月に2期目を務めることになったら、アメリカでの民主主義はそこから4年間生きていけないかもしれないと語っている。

『ジ・アトランティック』誌の新たなインタヴューでブルース・スプリングスティーンは抗議者を排除するのに催涙ガスを使い、セントジョン米聖公会教会の前で聖書を持って写真撮影に臨んだドナルド・トランプ大統領を激しく批判している。

「あのラファイエット・スクウェアの抗議で大統領についてはついに転換点に達してしまったのかもしれないと思っているんだ」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「とんでもなく反アメリカ的で、完全に道化のようで、くだらなく、自由に反するスピーチだった。永遠に残る動画が残ってしまった」

ブルース・スプリングスティーンはジョージ・フロイドの死を受けて巻き起こったブラック・ライヴス・マターの運動について振り返り、彼が生まれ育った時の60年代の公民権運動を思い出すと述べている。

「スペースXのロケットが打ち上げられて、街が燃えている」と彼は語っている。「1968年がフラッシュバックするんだ」

ブルース・スプリングスティーンは抗議者の多様性が未来について楽観性を与えてくれると述べ、ドナルド・トランプ大統領の2期目はアメリカに脅威をもたらしうると語っている。

「今の大統領は僕らの民主主義にとって脅威になると思っている。彼は単純にあらゆる改革を難しくさせるんだ」と彼は語っている。

「彼の政権の下であと4年間、民主主義が持ちこたえられるのか分からないよ。僕らの民主主義とアメリカでの生活が実際に脅威にさらされるんだ」

ブルース・スプリングスティーンは今の状況を反映したプレイリストでビリー・ホリデイの“Strange Fruit”、ジェイ・Zとカニエ・ウェストの“Made in America”、パティ・スミスの“People Have the Power”といった曲を選んでいる。

ブルース・スプリングスティーンは自身の曲からも“American Skin (41 Shots)”やジョー・グルシュキー&ザ・ハウスロッカーズとのコラボレーションとなった“That’s What Makes Us Great”を選んでいる。

先日、ブルース・スプリングスティーンは自身のラジオ番組で新型コロナウイルスのパンデミックへの対処についてドナルド・トランプ大統領を批判し、「マスクを着けろ」と語っている。

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