ビリー・アイリッシュ、リアーナ、リゾ、ジャスティン・ビーバーらは警察改革を求める公開書簡を支持している。
これらのアーティストはソニー・ミュージック・グループ、ユニバーサル・ミュージック・グループ、ワーナー・ミュージック・グループといったレーベルと共に議会に提出されている「ジャスティス・イン・ポリシング・アクト・オブ・2020」という法案を支持している。
他にもジョージ・フロイドの死を受けてマライア・キャリーやアリアナ・グランデ、ポスト・マローンらが支持を表明している。ジョージ・フロイドは白人の警官によって9分近く喉に膝を押し付けられて亡くなっている。
公開書簡は次のように始まっている。「わずか1ヶ月前のジョージ・フロイドの殺害以降、この国では抗議運動が大きくなり、アティテュードは移り変わり、変化を求める声が増大しています。音楽やエンタテインメントの業界にいる我々はブラック・ライヴス・マターを信じており、黒人の市民が何世代にもわたって耐えてきた不公平をずっと非難してきました」
「私たちはこれまで以上に連邦、州、地方自治体の警察が本当の意味で地域に仕えるプログラムを強く求めます。なので、アメリカ下院でジャスティス・イン・ポリシング・アクト・オブ・2020が提出されたことに感謝していますし、速やかな法案通過を求めます」
「ジャスティス・イン・ポリシング・アクトはわずかな変化に留まらないものです。法案は警察と彼らが仕える地域に対して真のポジティヴな違いを生み出す大きな一歩です。長年の懸案だった警官の免責をなくすことを歓迎しますし、警察という法執行機関は法の上に立つわけではないことを強調しておきます。罪を犯した警官は責任をとらなければなりませんし、犠牲者は助けを求められるようにしなければならないのです」
法案は「警察の捜査方法の全国基準を確立」し、「警察の接触についてデータ収集を義務」づけ、「過度な暴力を起訴する州法を整備する」ことも目指しているという。
公開書簡は次のように締めくくられている。「私たちの地域や国家はこの重要な瞬間にみなさんが立場をはっきりとさせるところを見つめています。ぜひジャスティス・イン・ポリシング・アクト・オブ・2020に賛成していただければと思います」
ジョージ・フロイドの死を受けてブラック・ライヴス・マターの機運が高まる中で多くのアーティストが声を上げており、ジェイ・Zは「自分は胸を痛めている人間で、父親で、黒人なんだ。僕だけじゃないはずだよ」と述べている。ビリー・アイリッシュは「またすべての人々の命が大切と白人が口にするのを聞いたら、どうかしてしまう」と述べている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.