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パニック!アット・ザ・ディスコのフロントマンであるブレンドン・ユーリーはツイッターでドナルド・トランプ大統領に対して自身の楽曲を選挙運動に使うのを止めるよう求めている。

ドナルド・トランプ大統領はアリゾナ州フェニックスで行われた集会でステージに上がる際、パニック!アット・ザ・ディスコの“High Hopes”を使用しており、それを受けてブレンドン・ユーリーはツイートしている。

ブレンドン・ユーリーは簡潔なツイートで「自分の曲をかけるのを止めろ」と述べている。

ブレンドン・ユーリーは続くツイートで「みんな」に向かって「ドナルド・トランプ大統領は自分たちが支持しているものを何も代弁していない。僕らの最高の願いは11月にこのモンスターを締め出すことなんだ」と述べている。「音楽の力を有権者登録と民主主義への参加へと使う」無党派団体であるヘッドカウントへのリンクを共有している。

ブレンドン・ユーリーはドナルド・トランプ大統領を好きではないことを長年公言しており、2018年に『NME』に対して「害のあるオレンジ野郎」と呼んでいる。

「なんでつまらない有名人で留まっていられなかったんだ?」とブレンドン・ユーリーは語っている。「あなたを笑うのは好きだけど、国をつぶそうっていうなら、それは別だ」

先日、トム・ペティの遺産管理団体は6月20日にオクラホマ州タルサで開催されたドナルド・トランプ大統領の集会で1989年発表の楽曲“I Won’t Back Down”を無許可で使用されたことを受けて、使用停止命令を出している。

トム・ペティの遺族は集会を受けてソーシャル・メディアで次のように述べている。「ドナルド・トランプ大統領は多くのアメリカ国民と常識を置き去りにしている選挙キャンペーンでこの曲を使用する許可を得ていません」

「トム・ペティは彼の曲を憎しみのキャンペーンに使用されたいとは思わなかったと思います。彼は人々を結束させたかったのです」

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