Jon Shard

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ダヴズは11年ぶりとなるシングル“Carousels”が公開されている。

昨年、ティーンエイジ・キャンサー・トラストのためにロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで公演を行っていたチェシャー州出身のダヴズだが、通算5作目となる新作と新曲のリリースを予告していた。

今回、亡くなったトニー・アレンのドラムをサンプリングした幼少期を振り返る楽曲“Carousels”が公開されている。

「“Carousels”はシーンに戻ってくるのに面白い曲だと思ったんだ。特に今はね。希望が詰まっている曲だからね」とジミ・グッドウィンは『NME』に語っている。「子供の時、祭りに行ったことを振り返っているんだ。おかしな人たちを避けて、ワルツァーに乗るお金を手に入れるんだよ」

「バンドでこれまで辿り着いたことのない場所へと行き、これまでにやったことのないことをできているのに興奮している。“Carousels”ではそれがやれたからね。いろんな影響を受けて、それを自分のものにしたんだ」

彼は次のように続けている。「アルバムのいい前触れだと思うし、素晴らしいアルバムのあらましになっていると思う。どんなアルバムになるかのアジェンダやいきさつというわけではないけど、サウンドの奇妙さや雰囲気、エネルギーへの愛を示せたと思う。満場一致でこれをみんなに最初に聴いてもらうのがいいと一致したんだ。方針演説だよね」

トニー・アレンについてジミ・グッドウィンは次のように語っている。「アンディとジェズは一緒にやりだした2017年の時にサンプルを使った曲のデモを持っていたんだ。『これに取り組まないと。特別すぎて逃すことなどできないよ』と言ったんだ。トニー・アレンはドンの中のドンだね。素晴らしいミュージシャンで、素晴らしい人なんだ。会ったことはないけど、どれだけカッコよくて、情熱的な人だったかは言うことができるよ」

彼は次のように続けている。「世界は奇妙な状況の真っ只中にあるわけだけど、音楽をリリースできるのがなお楽しいんだ。11年ぶりに協力したものに誇りを持っているからね。ドイツ軍がパリに侵攻した時にピカソが言っていたのと同じだよ。彼はリンゴの絵を描いていて、『リンゴの絵を描き続けるんだ』と言った。自分のやっていることをやり続けるんだ」

ダヴズが最後にリリースしたアルバムは2009年の『キングダム・オブ・ラスト』となっており、休止中にジミ・グッドウィンはソロ・アルバムをリリースしているほか、アンディ・ウィリアムスとジェズ・ウィリアムスはブラック・リヴァーズ名義でアルバムをリリースしている、

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