ボブ・ディランは自身の音楽制作のプロセスについて語り、自身の楽曲に即興性はまったくないと述べている。
ボブ・ディランはニュー・アルバム『ラフ&ロウディ・ウェイズ』がリリースされることを受けて、『ニューヨーク・タイムズ』紙の貴重なインタヴューに答えている。
ボブ・ディランは自身の音楽制作のプロセスにどれだけ即興的な部分があるかを訊かれて、「まったくない」と語っている。
「曲が一度生まれたら、その本質を変える方法はないんだ」と彼は説明している。「構造的な流れに違うギターやピアノのパターンを乗せてみて、そこから考えてみることはある。だけど、それは即興じゃないんだ。即興というのはいいパフォーマンスになったり、悪いパフォーマンスになったりするけど、アイディアというのは一貫しているんだ。基本的にできる限り完璧な形で何度も同じものを演奏するんだ」
ボブ・ディランはこのインタヴューの中でジョージ・フロイドの死について触れている。
ボブ・ディランは「ジョージが虐待され、死に追いやられるあの光景は、見るに耐えらないほど気分が悪かった」と語っている。「醜い、というのを越えていた。フロイドの家族とこの国に、迅速な正義が訪れると思いたい」
ミネアポリスでジョージ・フロイドが亡くなったことを受けてブラック・ライヴス・マターの抗議運動が世界各地で起きている。
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