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テイラー・スウィフトはテネシー州に立っている人種差別主義者の銅像について永久に撤去すべきだと述べている。

テイラー・スウィフトは議事堂委員会とテネシー州歴史委員会に対して一連のツイートで「こうした銅像のために闘い続けることがどれだけ痛ましいか、その意味合いを考慮してほしい」と述べている。

「テネシー州の住民として悪いことをした人種差別主義者の歴史的人物をまつるモニュメントがあることは残念だと思うわ」とテイラー・スウィフトは述べている。彼女は特にエドワード・カーマックとネイサン・ベッドフォード・フォレストの銅像に触れ、「卑劣な人物」だとして「そう扱われるべきだ」と述べている。

エドワード・カーマックの銅像は先週撤去されたが、テネシー州当局によって再度建て直されることになっており、ネイサン・ベッドフォード・フォレストの銅像はいまだ建っており、テネシー州は7月13日を記念日としている。

エドワード・カーマックについてテイラー・スウィフトは次のように述べている。「言っておくと、彼は白人至上主義の新聞の編集者で、リンチのような社説を書いて、(ジャーナリズムとしての先駆的な仕事と公民権で銅像に値する)アイダ・B・ウェルズの事務所の放火を煽ったの。彼の銅像を建て直すことは資金の無駄遣いだし、正しいことをする機会の無駄遣いだわ」

テイラー・スウィフトは続けてネイサン・ベッドフォード・フォレストについて次のように説明している。「残虐な奴隷商人で、クー・クラックス・クランの最初のグランド・ウィザードで、南北戦争の時にメンフィスで黒人の労働組合の兵士を大量虐殺したの」テイラー・スウィフトはネイサン・ベッドフォード・フォレストの記念日を「なくすよう」求めている。

「銅像を撤去することは何世紀にもわたって黒人の人々が耐えてきた構造的な抑圧や暴力、憎しみを解決することにはならないけど、テネシー州の全住民と訪問者にとって自分たちの州が安全であると感じさせる小さな一歩にはなるかもしれない」と彼女は続けている。「私たちは遡及的に人種差別のおぞましい繰り返しを長続きさせている人物について『英雄』から『悪者』へと評価を変える必要がある。そして悪者は銅像の価値はないわ」

「私は議事堂委員会とテネシー州歴史委員会に対してこうした銅像のために闘い続けることがどれだけ痛ましいか、その意味合いを考慮してほしいとお願いしたわ……歴史を変えることはできないけど、これを変えることはできる」

テイラー・スウィフトは先日、ブラック・ライヴス・マターを支持することを表明している。「人種的な不公平は自治体に深く染み込んでいて、変化は起きなければならない。この方針を変えるには警察の残虐行為や人種差別と闘ってくれる人を選挙で選ぶ必要がある」

奴隷制や南部連合国に関係した人物の銅像を撤去する動きは全米で広がっており、UKではブリストルにあったエドワード・コルストンの銅像が撤去されている。

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