マッシヴ・アタックはブリストルで奴隷商人のエドワード・コルストンの銅像が反人種差別の抗議者によって撤去されたことを歓迎し、「公共の場の記念碑になどなるべきではなかった」と述べている。
ミネアポリスでのジョージ・フロイドの死を受けて世界各地で抗議運動が広がっており、ブリストルでは17世紀の奴隷商人だったエドワード・コルストンの銅像が倒されて、港に投げ捨てられたことが報じられている。エドワード・コルストンは奴隷貿易で築いた富をブリストルの教会や病院に寄付し、社会的弱者向けの施設整備や学校設立にも使っていた。
ブリストル出身のマッシヴ・アタックは抗議運動を支持して、次のようにツイートしている。「ようやくだ。エドワード・コルストンの銅像は公共の場の記念碑になどなるべきではなかった。博物館だったら考えられたかもしれないけどね」
Finally.
The Colston statue should never have been a public monument. It’s history could have been understood in a museum. #colston https://t.co/PbyhF3Kgls
— Massive Attack (@MassiveAttackUK) June 7, 2020
「奴隷商人が持ち上げられることは我々の市民としてのアイデンティティと衝突するものだ」とマッシヴ・アタックはコルストンの銅像に膝を押し付ける抗議者の写真と共にツイートしている。「人道に対する罪から生まれた慈善活動は銅像と同じくらい空虚だ」
The elevation of a slave trader clashed badly with our civic identity.
A philanthropy derived from crimes against humanity is as hollow as the statue itself. #Colston pic.twitter.com/y3W4NON4Tp
— Massive Attack (@MassiveAttackUK) June 7, 2020
エドワード・コルストンの銅像が倒されたことを受けてブリストルのコルストン・ホールは名称を変更することを宣言している。それによれば「2020年秋にホールと街にふさわしい新しい名前を発表する」としている。
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