シカゴのロラパルーザは新型コロナウイルスのパンデミックを受けて正式に中止となることが発表されている。
この決定は現地時間6月9日にシカゴ市長のローリ・ライトフットと文化イベント局によって発表されている。シカゴ・ジャズ・フェスティバルやテイスト・オブ・シカゴといった他の現地のイベントも同様に中止されている。
ロラパルーザは2020年のラインナップが発表されておらず、普段は3月末に発表されていたが、それも延期されていた。
フェスティバルの開催に代わってロラパルーザの主催者は7月30日から8月2日にわたって「毎年の夏の伝統に従って」生配信を開催する予定となっており、未発表の映像や過去のライヴ映像が配信されるという。すべてのスケジュールは来月発表される。
ロラパルーザの公式サイトやソーシャル・メディアでも中止の声明は掲載されている。
「今年もグラント・パークでロラパルーザをお届けできればと思ってましたが、計画通りにはいかないことを理解しています」と声明では述べられている。
「ファンやアーティスト、パートナー、スタッフ、地元の健康と安全が常に最高の優先事項です。安心してください。30周年となるロラパルーザの華やかな舞台を2021年の夏にシカゴにお届けするべく、舞台裏で動くつもりです。みなさんと祝うことが待ちきれません」
南米のロラパルーザは11月末から12月に延期されており、現時点で開催予定となっている。ザ・ストロークス、ガンズ・アンド・ローゼズ、トラヴィス・スコットがヘッドライナーで、チリとアルゼンチンで11月27日から29日にわたって開催され、ブラジルで12月4日から6日にわたって開催される予定となっている。
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