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スレイヤーのギタリストだったゲイリー・ホルトは新たなインタヴューの中で自分の知る限りスレイヤーは本当に終わったと語っている。

スレイヤーは2019年11月30日にロサンゼルスのフォーラムで最後のライヴを行っており、マネージャーであるリック・セールスは「(再結成が実現しそうな)気配はまったくないね……ツアーを眠りにつかせようとしているんだ」と語っていた。

今回、ディーン・デルレイのポッドキャスト「レット・ゼア・ビー・トーク」に出演したゲイリー・ホルトはあの公演が本当に最後になるのかと訊かれて、次のように答えている。「僕の知る限り、自分の知っていることで言えば、そうだね」

彼は次のように続けている。「『多分、何年かすれば戻ってくるよ』とみんなは言うんだけどさ。自分には分からないね。もしそうなって、実現したとしても、自分は関係ないよ。誰かが電話をしてきて、『やりたいんだ』って言われるだけでさ。僕の知る限り、終わったんだ。僕はそうすべきだと思うね。派手に終わらしたわけだからさ、スレイヤーらしくね。どれだけの人がそんなことをしたと言えるかっていうね」

「自分のことをやるのがみんな楽しいんだよ。俺も楽しいしね。スレイヤーが楽しくないわけじゃない。家族のように扱われたよ。でも、自分は最初の家族に戻ったんだ」としてゲイリー・ホルトは自身が在籍してきたバンドであるエクソダスに言及している。「義理の兄弟のところに戻ったわけじゃないんだ。本当の兄弟のところに戻ったわけだから。これが自分が心血を注いでいるものだし、惜しい気持ちでいっぱいだったんだ。ずっとね」

先日、ゲイリー・ホルトは新型コロナウイルスで陽性だったことが明らかになっている。

2013年から正式にスレイヤーに加入したゲイリー・ホルトは先日、3月18日に「少し具合が悪くなった」ので、3月20日にPCR検査を受けたことが報じられていた。インスタグラムへの投稿でゲイリー・ホルトは症状はほぼ収まったものの11日後に届いた検査結果で陽性だったことを認めている。しかし、妻のリサは陰性だったことも明かしている。

「症状から十分に経ったから晴れて正式に許されていることだけできるようになったんだ。自分の生活必需品を買うとかね」と彼は『ブラバーマウス』に述べている。「よくなったし、つらい時期を乗り越えることができたんだ。もう健康状態は100%通常通りだよ。回復を願ってくれたみんなに感謝するよ。今は基本的に家に閉じこもって、エクソダスの新しいリフに取り組み始める時だね」

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