システム・オブ・ア・ダウンのドラマーであるジョン・ドルマヤンはバンド内での「意見の相違」について語り、最近は度々サージ・タンキアンと意見が食い違うと述べている。
ジョン・ドルマヤンは先日、ドナルド・トランプ大統領について「マイノリティに対する偉大なる友人」と賛辞を寄せてファンを驚かせていた。
一方、サージ・タンキアンはジョージ・フロイドの死に対するアメリカ全土に及んだ抗議運動に対する措置をめぐってドナルド・トランプ大統領について「過去の間違いだらけの非民主的なリーダー」と同様だと述べている。
今回、ジョン・ドルマヤンはインスタグラムに投稿した13分の動画の中でシステム・オブ・ア・ダウン内の意見の相違について口を開いている。
「システム・オブ・ア・ダウンには意見の相違がある。これは驚くべきことじゃない。だって、4人の個人だからね。僕らは常に志が一緒というわけじゃないし、いつもすべてに合意してきたわけでもない」と彼は語っている。「でも、僕らの会話がどれだけ風通しのいいものかには驚くと思うよ。特に僕とサージはね。彼は最も意見の合わない人のようなんだけどさ」
「僕はサージにも彼の意見にも多くの敬意を持っているんだ。最近は度々、意見が食い違うことがあるんだけどね。でも、それは問題ないよ。お互いの視野を広げているんだよ。僕から彼も学び、僕も彼から学ぶと考えたいんだ」
ジョン・ドルマヤンはドナルド・トランプ大統領について発言をしたことで「ちょっと違う視点を示してくれた」ことに感謝するフォロワーからのメッセージを受け取ったと述べている。
「メッセージを送ってくれた人もいたんだ。実際ごく少数だったけどね。ああいう場に出て、ちょっと違う視点を示してくれたことに感謝していると言っていたよ」と彼は語っている。「他の人たちは怒ったり、がっかりしていて、違う形で落胆を口にした人もいた。ポジティヴな人もいれば、ネガティヴな人もいるってことだね」
「すべてを軽く受け止めていて、そんなに悩んではいない。でも、何人かの人と対話をできたし、それは楽しかったよ。僕とは違った風に考え、僕とは違う視点を持つ人とね。そういう視点を知るというのは好きなことなんだ」
ジョン・ドルマヤンは次のように続けている。「いいかい。みんなの多くはすごく若いだろ。人生において経験を積むと、違う物の見方や違う視点を持つようになるんだ。それは人が用意した型に君を当てはめようというわけじゃない。僕としては、これは自分に起きたことなんだ。もっと保守的にいつも物事を考えていたのにね」
システム・オブ・ア・ダウンは6月に開催予定だったダウンロード・フェスティバルでヘッドライナーを務める予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止されている。
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