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ビリー・アイリッシュはタイラー・ザ・クリエイターがグラミー賞について部門名に「アーバン」という言葉を使用していることを批判したことに同意している。

2020年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したタイラー・ザ・クリエイターだが、その際に「俺みたいな見た目の奴がジャンルをまたぐことをやっても、いつも『ラップ』や『アーバン』のカテゴリーに入れられるけど、それってひどいよな」と語っている。

「『アーバン』という言葉が好きじゃないんだ。俺からすると、Nワードをポリティカル・コレクトネスの下で言っているのに過ぎないんだよね。俺たちはポップには入れないのか?と思うんだ」

『GQ』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュはタイラー・ザ・クリエイターの意見に同意しており、音楽業界は「見た目や着ているものでアーティストを判断すべきではない」と述べている。

「君は見た目は『ブランク』だねとか、君のサウンドは『ブランク』だねと言われるのが嫌いなの。タイラーが言ったことはクールよね。私もあの言葉には同意するわ。見た目や着ているものでアーティストを判断しないでほしい」

ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「そう、私も白人じゃなかったらラップのカテゴリーに入れられたかもしれない。なんで? みんな見た目とか自分の知っていることで判断しようとする。それって変だと思う。世界は箱に入れようとしてくるのよ。ずっとキャリアでそれを受けてきた。私が白人のティーンエイジャーの女性だから、ポップに入るのよ。私のどこがポップなの? 私のサウンドの何がポップなの?」

一方、リパブリック・レコーズは自分たちの「部門や肩書、音楽のジャンル」で「アーバン」という言葉を使わないことを表明している。「他の音楽業界もこれに続くことを願っています」と声明では述べられている。

先月もビリー・アイリッシュはタイラー・ザ・クリエイターに賛辞を寄せており、「私のあらゆるもののあらゆる側面」を刺激してくれると語っている。

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