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ビリー・アイリッシュは彼女が生んできたアーティストとしてのペルソナと身体のイメージについて語っている。

ビリー・アイリッシュはアリーナ・ツアーのために用意された映像でボディ・シェイミングに対する力強いメッセージを発信していたが、自身の受け止められ方に「閉じ込められている」ように感じると語っている。

「時々、男性みたいな服を着たりもする。イケてる女性のような服を着ることもある。そして、時々、自分が生み出してきたペルソナに閉じ込められているように感じることもある。というのも、私のことを女性として見ない人たちもいるから」と彼女は『GQ』誌の新たなインタヴューで語っている。

彼女は次のように続けている。「あのツアーでの映像はこのことについてなの。こう言ってるのよ。『いい、この服の下には身体がある。あなたはそれを見ることができない。もったいないって? だって、私の身体は私のものであり、あなたの身体はあなたのものだから。自身の身体は本当に自分のものである唯一のリアルなものでしょ。私がしたい時にそれを見ることもできれば、見せることもできる』ってね」

昨年、デビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をリリースして複数のグラミー賞を受賞しているビリー・アイリッシュは自分の身体に不安を感じていることも明かしている。

「今から爆弾発言をするけど、私は求められたと感じたことがないの。過去のボーイフレンドからも求められたと感じたことはなかった。誰1人としてね」と彼女は語っている。「誰かに肉体的に求められていると感じたことがないというのは人生において大きなことなんだよね。私がこんな格好をしているのは、そのサイズなんかを誰にも判断されたくないから」

彼女は自身の感覚が変わるかもしれないと続けている。「でも、だからって朝起きて、タンクトップを着ないというわけじゃない。実際、これまでに着たこともあるしね」インタヴュアーにそうした時にはどう感じると思うかと訊かれると、彼女は次のように答えている。「そう、実際そうしたら、私の胸がツイッターのトレンドになったの。別にいいけどね。実際、いい感じだったからね」

ビリー・アイリッシュは今年3月にマイアミ公演から「ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー」ツアーをスタートさせたが、新型コロナウイルスのパンデミックでツアーは延期されている。

ツアーの映像の中でビリー・アイリッシュは「私が共に生まれてきた身体は、あなたが望むものではないの?」と呼びかけていた。「私は気に入っているものを着たら、女性ではないということになる。露出したら、尻軽ということになる。あなたは私の身体を見たことがないのに、今なお判断しようとしている。それで、私を判断しようとしている。なぜなの?」

『GQ』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュはソーシャル・メディアの利用を減らしていることについても語っている。「いい、今のところ私はクリックベイトになってしまうのよ。自分の名前に関することや、私の言ったことやしたことが私に反する形で使われる。私は人のストーリーも見ないし、ツイッターも数年前にやめた。時折ミームを見たりもするけど、ファンが望むほど投稿していないことに悪く感じてしまって、でも投稿するようなことがないのよ。本当にね」

先日、ビリー・アイリッシュは白人警察官によって殺害されたジョージ・フロイドを支持する声明を発表している。

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