元ニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリックはジョージ・フロイドの死を受けた抗議運動に対するドナルド・トランプ大統領の演説についてさらにコメントしている。
現地時間6月1日、多くの非難を受けることになった演説の中でドナルド・トランプ大統領は抗議者に対して米軍を派遣する意向を示し、自らを「法と秩序の大統領」と評していた。
クリス・ノヴォゼリックはフェイスブックでドナルド・トランプ大統領の発言を支持することを表明していた。「おお、みんなの多くが彼を支持しないことは知っているけれど、ドナルド・トランプ大統領はこのスピーチで見事にやってくれたね」
「ソーシャル・メディアやテレビは街が破壊される映像を繰り返し流している。大統領が軍を国土に派遣するべきではないというのには同意するよ。法的にできないかもしれないしね。それはともかく、演説での彼の口調は強く率直なものだった」
今回、クリス・ノヴォゼリックは自身のコメントについて説明し、ファシズムも独裁も支持しないと述べている。
「自認する無党派として大きな政党や候補者は支持していない。そして、こんなことを言わなきゃいけないことばバカらしいと思うけど、ファシズムも支持していないし、独裁も支持していない。文明化された社会ありきだと思っているし、僕らは皆そのために働かなきゃいけない。これを読みたいと思ってくれた人に愛と感謝を」
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最初の投稿でクリス・ノヴォゼリックは次のように述べていた。「いわゆる愛国的な民兵がこんな馬鹿騒ぎをするか想像してみてほしい。そんなことになったら、左の人々は国の介入も認めるだろうけどね」
「多くのアメリカ人は自分の地元に平和を求めているんだ。ドナルド・トランプ大統領はその願いを口にしたんだよ。ほとんどの人が知らない法的な詳細はどうでもいい。ドナルド・トランプ大統領はこの暴力を止めると言ったんだ」
ドナルド・トランプ大統領の発言は民主党陣営から強い批判を受けており、カリフォルニア州の上院議員であるカマラ・ハリスは「独裁者の言葉」だと語り、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモは「本当に恥ずべきだ」と述べている。
クリス・ノヴォゼリックは2016年の大統領選挙ではリバタリアン党のゲイリー・ジョンソンを支持していることを明らかにしており、ドナルド・トランプにもヒラリー・クリントンにも投票していないと語っている。
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