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ア・トライブ・コールド・クエストは、1990年の彼らのヒット曲“Can I Kick It?”からはまったく利益を得ていないことを明かしている。

“Can I Kick It?”は、1972年に発表されたルー・リードのアルバム『トランスフォーマー』に収録されている楽曲“Walk On The Wild Side”のベース・ラインをサンプリングしている。米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、ア・トライブ・コールド・クエストのメンバー、ファイフ・ドーグは、ルー・リードが“Can I Kick It?”によって生み出されたお金をすべて得るという条件で、楽曲のサンプリングが認められた事を明かしている。

ファイフ・ドーグは、「ジャイヴ・レコードでのことだけど、覚えてるよ。サンプリングの許可に関して問題があったんだ」と語り、「ジャイヴ・レコードは許可を得られなかったんだと思う。それで、ルー・リードは『使わないでくれ』って言うかわりに、『使ってもいいけど、入るお金は全部いただくよ』って言ったんだ」と付け加えている。結果として、ルー・リードは“Can I Kick It?”からの印税をすべてを得ることとなり、ファイフ・ドーグやグループのメンバーは「ビタ一文、もらっちゃいない」としている。

“Can I Kick It?”は、ア・トライブ・コールド・クエストのデビュー・アルバム『ピープルズ・インスティンクティヴ・トラヴェルズ・アンド・ザ・パスズ・オブ・リズム』収録の、彼らの最大のクロスオーヴァー・ヒットの1つとなっている。同アルバムは1996年、アメリカ・レコード協会からゴールド・ディスクに認定されている。

今月、同アルバムはファレル・ウィリアムス、J.コール、シーロー・グリーンによるリミックスを加えて再発されている。

また、ア・トライブ・コールド・クエストのオリジナル・メンバー、Qティップ、ファイフ・ドーグ、アリ・シャヒード・ムハマド、ジャロビ・ホワイトは、先日アメリカのテレビ番組「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」で一回限りのパフォーマンスを行うために再結成を果たしている。

ア・トライブ・コールド・クエストによるスタジオ・アルバムは、1998年発表の『ザ・ラヴ・ムーヴメント』が最後となっている。

パフォーマンスの映像はこちらから。

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