SEBASTIAN ARTZ/NME

Photo: SEBASTIAN ARTZ/NME

元マーズ・ヴォルタのセドリック・ビクスラー・ザヴァラは、かつて週に1000ドルは大麻に使っていたことを明かしている。

エンタテインメント情報サイト「Vulture」のストーナー週間に寄稿したセドリックは、あらゆる意味でおかしくなってしまったから、ドラッグを止めたと語っている。

ドラッグとの関係について彼は次のように認めている。「あらゆる意味でおかしくなっていたんだ。俺は週に1000ドルは大麻に使っていた。当時バンドにいた頃は、みんな俺ぐらいやってたからね。大麻を原因としたバカバカしいこともたくさんあった。でも、常にそれを繰り返していたんだ。クリエイティヴィティのために必要としてたんだよ」

「最終的にはクリエイティヴィティは自分自身からしか生まれないということが理解できるようになった。大麻じゃないんだよね。それに最近の大麻は自然で育てられたものとは限らないしね。とにかく、基本的に大麻っていうのは見事に人をブチ壊し、台無しにするんだよ」

セドリックは更にこう続けている。「手に入れるのは簡単だし、店に行って買うこともできる。反省してるよ。俺もいつも店に買いに行っててさ、実際そこにはAIDSの患者やガンの患者なんかもいたんだ。それで本当は必要ないのに大量に買い込むんだよ。でも、それぐらいやるんだろうなって思ってた。それで、人と関わり合いたくないことを正当化してくれるラリッた状態を作り出すために使っていたんだ」

セドリックはマリファナをやめたおかげでファンとも健全な関係を築けていると締めくくっている。「個人的にーー音楽的にではなくねーーやめて良かったんだよね。うまくいっているし、ファンとも話すし、写真を撮るのも大丈夫だしね。サインを求められれば必ずサインするし、大麻をやってたときはこんなんじゃなかったからね。世の中にはキマってる時でもオーディエンスを大事にして、ちゃんとしている人もいるんだろうけどね、俺には無理だね」

6月の初めにマーズ・ヴォルタについては再結成の噂が流れたが、セドリックはこれを否定していて、新しいバンドのアンテマスクに注力するとしている。マーズ・ヴォルタはオマー・ロドリゲス・ロペスが活動しようとしないことを非難するツイートをセドリックがアップし、2013年に解散している。

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