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ライヴ・ネイションは来週ニュージーランドでソーシャル・ディスタンスを目指したライヴ・イベントを2公演行うことを発表している。

ライヴ・ネイションによって「トゥギャザー・アゲイン」と銘打たれた公演は5月29日よりオークランドにある会場、ザ・チューニング・フォークで開催される。新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以降、観客を入れたライヴとしては極めて早期のものとなる。

「トゥギャザー・アゲイン」ではニュージーランドで最も人気のあるアクトが出演することになるという。5月29日の公演にはコメディアンのアースラ・カールソン、レイ・オリアリー、ルビー・エッシャー、ニック・ラドーが出演する。次の日の夜にはソウル・シンガーのホリー・スミスが出演する。

それぞれのイベントの観客数は375人が定員の会場で100人に制限される。感染の拡大を防止するためスタッフはマスクとグローヴを終始着用し、加えて観客には会場に入る際に体温測定が行われ、追跡が可能な連絡先を求められるとしている。

ライヴ・ネイション・ニュージーランドのチェアマンであるスチュアート・クランパスは「ライヴ・イベントがニュージーランドに戻ってくることを嬉しく思います」と語っている。

「アーティスト、観客、スタッフの安全はライヴ・ネイションによるイベントや会場では最も重要視していることであり、この状況下であればなおさらです」とスチュアート・クランパスは語っている。「我々のスタッフは再び会場をオープンさせようと懸命に取り組んでおり、素晴らしいライヴ体験だけでなく、政府がイベントに対してレベル2で求めている健康と安全の予防策や基準を遵守したものをお届けできたらと考えています」

「この進化の時代に施行される新たなルールやガイドラインを守ろうと努めているすべての人々に感謝します」

今月、ニュージーランド首相のジャシンダ・アーダーンは警戒レベルを2に引き下げており、レストランやカフェでは店内の営業が可能となり、国内渡航も許可されている。

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