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フー・ファイターズのデイヴ・グロールは来たるニュー・アルバムについてデヴィッド・ボウイが1983年に発表したアルバム『レッツ・ダンス』を引き合いに出して語っている。

フー・ファイターズは今年2月に通算10作目となるニュー・アルバムが完成したことを認めている。

ロサンゼルスのラジオ局「ALT 98.7 FM」の母の日の番組に母親のヴァージニアと出演したデイヴ・グロールは来たるニュー・アルバムについて更なる詳細について語っている。「アルバムは本当に素晴らしいんだ。みんなが聴いてもらうのが楽しみだよ。そして、演奏をするのが楽しみだよ」

「アンセム風の壮大なシンガロングできる曲に満ちているんだ。ダンス・アルバムとも言えるよ。EDMとか、ディスコとか、今どきのダンス・アルバムじゃないだけどさ。グルーヴがあるんだ。自分にとっては俺たちなりのデヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』なんだ。それが作りたかったものなんだ。すごく楽しいアルバムを作りたかったんだ」

インタヴューの模様はこちらから。

デイヴ・グロールは以前、フー・ファイターズのニュー・アルバムについて「これまでにやってことのないもの」だと述べている。「このアルバムには5万人が歌うコーラスがあるんだ。みんなの気持ちを一つにするものなんだよ。それがすべてだね」

また、フー・ファイターズは通算10作目となるアルバムのレコーディングがいたずら好きな幽霊に邪魔されたと語っている。

フー・ファイターズはカリフォルニア州エンシノにある1940年代の邸宅でレコーディングを行ったが、楽器のチューニングが狂い、レコーディングした音源が消失したことを受けて「様子が変」なことにすぐに気づいたという。

「エンシノにある自宅に入ると、様子が間違いなく変だと分かったけれど、サウンドは素晴らしかったんだよね」とデイヴ・グロールは語っている。「そこで作業を始めたら、すぐにいろんなことが起こり始めたんだ。次の日、スタジオに戻ってたら、すべてのギターのチューニングが狂っていたりね」

「やっていたセッティングがすべてゼロに戻っていたりね。プロツールズを開いてみたら、トラックが消えてしまったりとかさ。僕らがやっていないトラックがあったりね。誰も演奏していないのにオープンマイクでノイズを拾っていたりね」

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