カート・コバーンがニルヴァーナの『MTVアンプラグド』で使用したアコースティック・ギターが来月、オークションに出品されるという。
1959年マーティンD-18Eは100万ドル(約1億円)から入札が始まると見られている。これはジュリアンズ・オークションの「ミュージック・アイコン」の一環として出品されるもので、6月19日と6月20日に現地とオンラインでオークションが開催される。
ジュリアンズ・オークションのCEOであるダレン・オークションは次のようにコメントしている。「この重要なギターは、ロックにおいて最も影響力を持つミュージシャンによって史上最も記憶に残る偉大なパフォーマンスの一つで演奏された楽器として、ロックンロールの歴史において適切な地位を獲得してきました」
ギターはカート・コバーンが保存していたオリジナルのハードケースに入っており、ポイズン・アイディアの1990年発表のアルバム『フィール・ザ・ダークネス』のフライヤーが描かれている。ギターケースには半分使ったギターの弦とピック、スウェードのスタッシュ・バッグが入っている。
『MTVアンプラグド』のセットリストもオークションには出品される。他にもニルヴァーナ関連としてはカート・コバーンが1994年の『イン・ユーテロ』ツアーで使用した壊されたフェンダー・ストラトキャスターや“Heart-Shaped Box”のミュージック・ビデオでカート・コバーンが着ていたシャツも出品される。
昨年、カート・コバーンは『MTV アンプラグド』で着用していたカーキ色のカーディガンが33万4000ドル(約3630万円)で落札されている。
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