エド・シーランは新型コロナウイルスによるパンデミックの中でビデオ通話を使って音楽の授業を行い、小学校の生徒を驚かせている。
エド・シーランは南ロンドンのソーントン・ヒースにあるエックルズボーン・スクールの生徒に対して校長のティモシー・スペラーの提案の下、サプライズでZoom通話に参加している。
『ザ・サン』紙によれば、エド・シーランは質疑応答を行ったほか、ギターの弾き方を教えたほか、自身の小学校時代についても振り返ったという。
エド・シーランは子供たちに対して教室では「あまり頭が良くなかった」から自分のことを「バカ」だと思っていたと語っている。
彼は次のように語っている。「基本的に学校ではあまり頭が良くなかったんだ。すごく長い間、自分のことをバカだと思っていたよ。算数や理科や英語ができなかったからね。人生で成功するには、そうしたものができなきゃいけないと言われていたんだ」
「音楽を演奏するのは大好きで、それが最も幸せにしてくれることだった。僕の父親は常に言っていたよ。ミュージシャンになりたければ、本当に頑張らなきゃダメだってね」
エド・シーランは自主的な音楽活動の休止についても語り、家族との生活を大切にするため、来年までは新曲をリリースすることはないことを認めている。
先日、エド・シーランは新型コロナウイルスによる危機の中で自身の所有するロンドンのバーの従業員に賃金を支払い続けていることが明らかになっている。
エド・シーランは長年のマネージャーであるスチュワート・キャンプと共にノッティング・ヒルにあるバーティ・ブロッサムズのオーナーを務めている。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため3月から営業していない同店だが、エド・シーランとスチュワート・キャンプはウェイターやバー・スタッフ、シェフ、キッチン・アシスタントが今後、職に困らないよう賃金を支払っているという。
イギリスでは一時解雇されれば、政府が従業員の80%の収入を補償し、企業側が20%を支払うこともできる政策がとられているが、エド・シーランはその仕組みを使わないという。
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