元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーはプラーアローン名義でロケット・ジュース&ザ・ムーンのカヴァーを公開している。
ロケット・ジュース&ザ・ムーンはブラーやゴリラズのデーモン・アルバーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、トニー・アレンによるスーパーグループで、2012年にアルバムをリリースしている。
ジョシュ・クリングホッファーはトニー・アレンの訃報を受けて、ロケット・ジュース&ザ・ムーンのカヴァーを披露している。
カヴァー映像はこちらから。
ジョシュ・クリングホッファーは動画の概要欄で次のように述べている。「僕の友人が偉大なるトニー・アレンが僕らの下を今日去ったとメールを送ってきた。もうしっかりとは埋まることのない大きな喪失感が残った。その素晴らしい友人が何年か前にこの曲のコピーをくれたんだ。こんなにもエモーショナルな演奏を見たり聴いたりすることはほとんどない。トニー・アレンに目を向ければ、彼のパワーとマジックに完全に夢中になるんだ。僕は幸運なことに何度か経験することができた。すべてのビートに彼の心を聴くことができる。だから、おそらく彼の心は僕らを通じて永遠に刻まれていくんだ」
トニー・アレンのマネージャーは腹部大動脈瘤で彼がパリで亡くなったことを認めている。享年79歳だった。
トニー・アレンは1940年にナイジェリアのラゴスで生まれ、ジャズ・ドラマーの演奏に触発されて18歳からドラマーとしての活動を始めている。
60年代から70年代にわたってフェラ・クティと活動を共にしてアフロ・ビートの誕生に深く関わり、80年代以降はデーモン・アルバーン、ジェフ・ミルズ、セオ・パリッシュらとコラボレーションを行ってきた。
今年に入ってもヒュー・マセケラとのコラボレーション・アルバム『リジョイス』を3月にリリースしている。
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